健康読書

健康のために役立つ読書の感想記録

「がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事」を読んだ感想

神尾哲男さんというシェフが書いた本を読んだので感想というか、どんな本だったかをざっくりまとめてみます。

 

がんで余命ゼロと言われたシェフの本

著者の神尾さんは末期がんを宣告され、自分がシェフであることの意地もあり食事でがんにあらがってみようじゃないかと奮起し、以後14年間生き延びた、その方法論の話が書かれている本です。

普通の人でも参考になる部分もあり、うーんと思う部分もあり。うーんと思う部分は単純に「これ自分ががんになってマネできるかな。。。」という部分でした。彼がシェフであることや、ある程度お金が必要かなと思ったり。もしがんになったらそんな悠長なことは言っていられないのかもしれませんが。

 

がんを食事で改善する7つのポイント

神尾シェフがどんなことに気をつけたか大きなポイントが7つに分けられていました。

  1. 地産地消、旬で新鮮な野菜を選ぶ。
  2. 食材は丸ごと食べる。野菜も魚も。
  3. 陽性食品を食べる。
  4. 偏った食事をしない。
  5. 生命力の強い野菜を選ぶ。
  6. 動物性たんぱく質を積極的にとる。
  7. 食品添加物を避ける。

地産地消や新鮮な野菜、食品添加物を避けるなどは一般的に言われていることであり特別変わったことではありません。章にはその具体的な点なども書かれていたので、そこは参考になるかと。

 

ちょっと変わっているなと思ったのは、食材を丸ごと食べるという点です。魚だったからどこどこの部位、とかではなく丸ごと一匹。調理はそれぞれの部位にあった調理をします。でもこれはなかなか自分でするのは難しいよな。。。と感じました。シェフならではの、といえそうです。「魚くらいさばけますよ?」という人は実践する価値ありだと思います。

6の動物性たんぱく質を取るに関して、シェフは末期の宣告を受けて2年ほどマクロビに挑戦していたそうです。しかし動物性たんぱく質を避けることに関しては栄養の偏りの関係もあり最初から懐疑的であったとか。2年たって、そのこともありマクロビをやめてしまったそうです。

特に高齢者の人にはマクロビが向かないと最近よく本の中でも見かけます。動物性たんぱく質は体の元になっているということもあり、特に消化する力の弱くなった高齢者の方は避けがちですがしっかり摂取することが強いからだを作ることにつながるようです。

がんを予防するような調味料の選び方

第三章では調味料の選び方。これは普通の主婦の人や料理がほとんどできない僕のような人でも参考になると感じました。砂糖、塩、味噌など一つ一つの調味料に選ぶポイント、こういったものは避けなさいといったことが詳細に書いてあり、なるほどと思う点が多くみられると思います。

神尾シェフの調理法

第四章では実際の調理法が書かれていましたが、これが自分には「うーん」と思ったポイントです。ただでさえ調理する時間や手間が。。。と感じている日常生活でこれを取り入れていくのは困難。。。ただ本気で体をどうにかしなくてはと感じている人はチャレンジしがいのあることだと思います。よくよく見てみるとそんなに手間のかかるものばかりというよりはむしろシンプルな調理法が多いように感じられました。(といっても僕にとってはハードルが高いですが。。。)

料理をしない僕にとっても参考になるなと感じたのは「陰性食品を陽性食品に変える」というところや「牛乳や乳製品は使用しない」というところでした。どういった理論でそういう結論に至るのか、その原理なども詳しく書かれているので気になる人はぜひ立ち読みか購入で確認してみてください。

がんと闘う日常習慣

第五章ではシェフが習慣的に行っていることの紹介がされていました。甘いものを一切食べていないこと、白湯を日常的に飲んでいることなどなど。四章よりも気軽に試せるものが多くありましたが、甘いもの(スウィーツ)などを一切絶つなどはまだハードルが高いです。。。健康に対する意識が個人的に甘いのかもしれません。。

第六章ではがん細胞を悪者扱いしないということについて書かれていました。これは気持ちの問題というか考えかたの話でしたが、末期宣告をされ14年間生き延びてきたシェフの言葉として非常に説得力のある考え方だと感じました。

がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事はこんな人におすすめ

著者が実際のシェフであり、自身が結果を出しているということから非常に信頼ができるというか言葉の一つ一つに読者を納得させる重みのある本です。

ただし文章を読むとわかるのが、「この神尾シェフは本気だったんだな」ということ。自分が料理人として得た知識などで良いと思ったものはとことん実践し貫く。そういった姿勢が神尾シェフ自身の身に変化をもたらしたんだな、この変化は起こるべくして起こったものなんだなというのがよくわかる一冊です。ですので

×中途半端な覚悟

の人は読んでもあまり参考にならないのではないかな?と思います。健康志向が強く、料理にもある程度覚えがある人に特におすすめです。実践できるとがんの人にかかわらず体調の変化が強く自覚されることと思います。僕にはちょっとハードルが高いと感じました( ;∀;)