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書評、読書感想。主に自己啓発・健康本など。

「薬に頼らず血圧を下げる方法」読みました!感想レビューはこちら。

著者は薬剤師の加藤雅俊さん。「薬の専門家」としての見地から慢性的な高血圧に対し「薬に頼るな!」とおっしゃっています。

 

また高血圧を防止する方法として「減塩は役に立たない」とも。これには「え!」となりました。減塩は多くの調味料などでも実際に売りにされており、高血圧に関係するものと考えている人も多くいるのではないでしょうか??(僕もそうでした。)

 

ではこの本に書かれていることを「高血圧の改善に薬が役立たない理由」と「高血圧がなぜ塩分量と関連付けられるようになったのか」ということを中心にまとめてみます。

 

今回の記事はこちらの本の内容と感想です。

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血圧を下げる二つのツボ

「薬に頼らない」。ならばどういった方法で血圧を下げていくのか。この本ではツボとストレッチ・エクササイズがその方法論の中心としてありました。あとは生活習慣(主に食事)の改善ですね。

 

血圧を下げるのに即効で効くツボとして紹介されていたのは二つのツボ。一つは「人迎」というツボ。喉仏から指二本分外側のツボで、触ると脈打っています。

 

もう一つは「合谷」というツボ。これは親指と人差し指の骨がぶつかっている付け根のツボです。詳しい場所と押し方については本書の20ページ以降にカラー写真付きで解説されていたのでに譲ります。

 

26ページかには実際にその二つのツボを押すだけで血圧がどのくらい下がるのか??という、実際に体験が数値つきで載せられていました。

 

またその二つのツボの他には、直接血圧を下げるわけではないですが、血圧をあげる原因になるストレスやイライラに効果のあるツボも幾つか載っていました。

天柱・内関・労宮のツボです。

高血圧に効く7種のストレッチ

ツボのページが終わると、心配機能チェックのページ。それからストレッチ・エクササイズのページと続きます。

 

ストレッチのページでは、胸・脚・背中など各部位のストレッチが載っています。どれも伸ばす運動で、本当に簡単なストレッチという感じ。1日5分とタイトルに書かれていましたが、確かにあまり時間はかからないようでした。

高血圧が薬でも治らない理由

この理由は単純明快でした。高血圧の理由が「運動・食生活」にあるとすれば、それが原因の高血圧は薬では「症状を抑えるだけ」になるからです。確かに降圧剤では「一時的に」血圧を下げることができますが、「高血圧になる原因を取り除く」ことはできません。ですから高血圧を改善に向かわせるためにはこの「根本原因を取り除く」必要があるというわけです。

(本書を読んだことを簡単にまとめましたが、言葉足らずでわかりにくいところ・誤った内容に思えるところがあるかもしれません。正確な記述内容が知りたい方は購入か、ぜひ書店に足を運んでみてください。)

その他、降圧剤の副作用についても記述がありました。

高血圧に減塩は無関係

血圧と塩分が関連付けれられたのは1961年のある研究から。しかしこの研究は「生活環境や人種の違う人のデータを区別なく扱った。また対象人数があまりにも少なかった」ということなど、そのデータのとり方に多くの偏りが見られるものでした。

 

そしてこの研究の結果を一新するようなデータが、1988年にロンドン・シカゴで行われた研究で明らかになります。

 

こちらは欧米人をはじめ日本人に対しても多くのデータが集められ、その結果「日本人に減塩は必要ない」「高血圧の原因は塩分過多ではない」ということが判明しました。

高血圧に役立つ生活習慣

本の終盤では高血圧にどんな生活習慣(特に食事)がよいのかが書かれていました。

 

減塩ではなく「塩の種類を選ぶ」ことやその選び方、お茶・コーヒーなどが天然の「降圧剤」になりうることなどなど。

 

またストレスの解消法として男性は「叫ぶこと」、女性は「人話すこと」などが効果的な理由についても記述されていました。

高血圧に関する意外な常識を知ることができる。

「薬に頼らず血圧を下げる方法」はそのタイトルの通り、「薬以外で血圧を下げる」方法が書かれていました。薬を避けるという内容も、薬剤師という薬に精通した人だからこその説得力があります。ただ単に薬が嫌いな人・薬を信用していない人というわけではないからです。

 

高血圧を下げる実践的な方法としては、ツボを押すこと、ストレッチ・エクササイズ

 

またこの本の一番の読みどころは「今まで高血圧にはこれ」と思われていたことが、実際は信憑性が高いとは言えない研究データに基づいていたり、十分な知識から出たものではないということが分かり、実際に高血圧と診断されこれからどうしようと思っている人だけでなく、ある程度高血圧に対して知識があり生活習慣(食事)にも気を付けているんだけど今一つ効果が表れないという人に対しても役に立つ、目から鱗な情報が書かれた本だと思います。

 

高血圧を「薬を使わず・簡単に」という方法ではこちらの本も人気があります。

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