健康読書

健康のために役立つ読書の感想記録

「ケトン体こそ人類最強」書評レビュー

「『ケトン体』こそ人類史上、最強の薬である。」 著者宗田哲男

 

読んだので感想を書いていきます。

 

ケトン体とは?

 

ケトン体という言葉をそもそも聞いたことがありませんでした。が、表紙をペラリとめくると見開きに書いてあり「ちょうど良いな」と感じました笑

 

ケトン体とは、ブドウ糖がなくなった際に身体のエネルギー源として活用されるの。元となっているのは脂肪。つまり脂肪を燃焼して作られるエネルギー源ということですね。

糖質制限の本

 この本のサブタイトルは「病気にならない体へ変わる『正しい糖質制限』」です。ケトン体というワードはどうやら糖質制限の話でも良く出てくる言葉らしい。糖質を制限してエネルギー源を不足させ、脂肪を燃やすためですね。

 

個人的には糖質制限には反対。軽い糖質制限なら良いですが、全く取らないというものは体にあまり良くないんじゃないかな??と思っているからです。甘いものを全く食べないのは良いかもしれませんが、炭水化物を控えすぎるのは、ダイエットの面に関してもリバウンドしやすそうで反対でした。

そもそも糖質とは??

糖質の説明に関して非常にわかりやすい記述がありました。糖質という言葉から甘いものをイメージしやすいですがそうではありません。

 

糖質=炭水化物−食物繊維

 

炭水化物から食物繊維を引いたものが糖質というわけです。

糖質制限とカロリー制限は別物!

「ケトン体こそ人類史上〜」を読み進めていって自分がカロリー制限」と「糖質制限」を混同していることに気づきました。

 

本書によればするべき制限は「糖質制限」、しかしカロリーを制限してはならない、ということでした。

 

単純に言うと「炭水化物」を避け、そのかわりに「脂質」をとるとこ。脂質にも炭水化物以上にエネルギーを生産する力があります。そこに頼るというわけですね。

 

おにぎりと野菜ジュースだけでカロリー制限、というのはむしろダイエットには逆効果。糖質はたっぷりですが、エネルギー不足になってしまいます。

 

そうでは無くて肉・野菜をしっかり食べる。そして甘いもの・炭水化物を控える、という考えですね。

 

ご飯一杯分(250キロカロリー)よりもその4倍のカロリーを持つステーキ200グラム(1000キロカロリー!)の方を選べ!と宗田さんはおっしゃっています。

ケトン体は体に悪い?

本書に何度か登場しますが「ケトン体」というのは長い間悪者扱いされてきた物質だったそうです。僕は初めて聞いた単語なのでそういった扱いを知りませんでした笑

 

なんでもケトン体は体を酸性にするから危険だという考え方だそうです。しかしこれは20年前の栄養学の常識。今では、胎児や赤ちゃんなども、実はケトン体濃度が高いなど、人体の根本的なエネルギー源であることが分かっています。

脂肪では太らない

現代人の食生活で太ってしまう原因は「糖質」。甘いもの、お米、パン、ファーストフードがその中心です。

 

「脂肪を摂り過ぎたらから太る」というイメージがありますが、それは全くの誤解。パン・ご飯をやめ、そのかわりに肉・魚を食べ始めると皮下脂肪・内臓脂肪も減っていきます。これはケトン体として体内の脂肪がエネルギー源として消費されていくためですね。

糖尿病とケトン体の関係

宗田さん自身は60代で発症した糖尿病をきっかけに糖質制限を始めました。主食のパン・ご飯の代わりにしっかり肉魚をとう生活に変更。すると1ヶ月で体重が5キロ減血糖値も半年で正常値に戻ったそうです。

 

「糖尿病中も糖質を摂らなければエネルギーが不足してしまう」という考え方もありますが、ケトン体があれば大丈夫。脂質で必要なカロリーを満たせば糖質は必要ありません。宗田さんは自身の体でそのことを証明しました。

女性にもぴったりの肉食ダイエット

本書の序盤ではケトン体や、糖質制限に関する基本的な常識(僕にとっては目から鱗なことが多かったです、、!)が書かれていましたが、後半はより具体的な「どうやって糖質制限を取り入れるか」が書かれていました。

 

「野菜をたくさんとればヘルシーで健康的に痩せられる」

「精進料理はカロリーが低いからダイエットに最適」

などなどに宗田さんは「待った!」をかけます。

 

もし外食や加工品を買う際に「カロリー」を気にしている女性はこの本の内容に驚くと思います。

個人的には実りの多い本だった。

ケトン体や糖質制限について知らないことが多かった、また知って得したと思うことが多かったので僕個人としては実りの多い本でした!内容に対して読みやすかったというのも大きいです。

 

糖質制限・ケトン体については他にもさまざまな本が出ているようなのでこれから読んでいこうかなと思いました。

 

「ケトン体こそ人類史上最強の薬である」、の感想は以上です~