書評ブログから書評メディアへ。

書評、読書感想。主に自己啓発・健康本など。

「一生太らない魔法の食欲鎮静術」感想レビュー

食欲鎮静術…ものすごいインパクトの単語ですね笑

帯には「もうリバウンドしない!これが最後のダイエット」とかかれてあります。これは気になる。。
 
さらに裏の帯を見てみるとリバウンドの原因が。
 
・野菜はいくら食べても大丈夫
・糖質オフでやせられる
・よく噛んで食べれば食べすぎない
・食べた分は運動でチャラにすればいい
などなど。
当てはまる点、個人的にも多いです。。。
 
特に野菜の量を食べるという点とよく噛んで食べるという点。これが逆にリバウンドにつながっているということでしょうか。。。??

「我慢すれば痩せられる」からの脱却

本書では我慢して痩せるという考え方をやめ、食べ物の味わい方を知る」ということで食べ過ぎを防ぐという内容のもの。
野菜を食べても痩せられないわけ
裏表紙にかかれていた野菜に関する記述ですが、冒頭に早速回答がありました。
 
答えは「野菜だけ詰め込んでも満足できないから」。野菜から食べる・野菜だけを食べるという行為は糖の吸収を穏やかにし、その行為だけをみると痩せるのに効果的です。
 
しかし、糖が吸収されなければ「満足度」が上がらない。ようは「食欲を満たせない」というわけです。食べても食べても食べた気がしない…そしてその我慢はいつか限界に達し、ついにダイエットを捨て過食に走ってしまう……というメカニズム。
胃は大きくなる!
先ほどの沢山の野菜を食べる話とも通じますが、多くのものを(それがカロリー・糖質などの高い低いにかかわらず)食べると胃が膨らむそうです。胃が大きくなる。すると、より多くのものを食べなければ空腹感が満たせません。そうして我慢は限界に達し、ダイエットを捨て(以下同様)…

よく噛むをやめる

よく噛むと満腹感を感じられる
噛むことでドカ食いを避けられる
 
これらの考えを著者は真っ向から否定。いわく噛もうとすればするほど噛めなくなる」
 
多く噛むことは悪いことではなくむしろ良いことなのですが、それを意識的にやろうとするのは逆効果。
 
噛むよりも「舌先に食べ物を当てる」ことを意識する方が良いとのこと。舌先に当てる??
とにかく舌に当てながら物を食べる
舌に当てることを意識しながら物を食べることで、より食べ物の味が感じられます。
 
舌の奥の方に食物を置いて食べるとすぐに飲み込んでしまうらしい。舌先にあれば、食べた端から飲み込むというような「あらゆる食べ物は私にとって飲み物だ」現象を防げます。
 
とにかく舌先に食べ物を当てることを意識。奥歯の方で食べてしまっていると気づいたらまた舌先に持っていくこと。

胃を「温かく」「重くする」

胃を温めること、重くすることは満足感につながります。
 
お味噌汁、生姜湯、温かい牛乳などなど。
コーヒー・お茶などの飲み物は胃ですぐに冷えてしまうからあまり効果はないとのこと。
とろみのある液体などが良いそうです。
 
またパンよりもご飯の方が胃で重さを感じやすく、満足度につながるとか。

食べ方を変えることで食事の満足度を高める

上記の二つが前半に書かれていた主な食欲鎮静術でした。
 
・舌先に食物を当てること
・胃を温かく重くすること。それを感じること
 
胃に食物を入ったことを感じるために一口食べたらそれが胃の中に入っていくことを感じて、次の一口を食べると良いそうです。
 
 
 
基本の食べ方は上記の二つですが、それらをきっかけとして「食べ物に対する感覚を高める」方法が多く書かれていました。
 
飲み込むタイミングの目安となるのは何か、食べる場所はこんなところがおすすめ、立ち食いと座って食べることの違い、食べる素材の選び方などなど……
 
「食べ物を味わう」ということに対し、様々な方法論があるようです。

ざっくり読んでみての感想

僕はかなり太っている、というわけではないのですが、どうしても甘いもの・間食などの欲求に負けてしまうことがあり、何かそれを防ぐヒントがあれば、ということでこの本を手に取りました。
 
味わいながら食べ物を食べる。そうすれば自然と少量でも満足できるようになる」というのは、言葉面だけ見ると正直精神論のように感じられます。
 
しかし、その具体的な方法がある、というのは一つ役に立つのではないか?と思わせる内容でした。
 
「もっと食べ物を味わって食べて!」と言われると「味わって食べてますよ、、」という気になりますが、「舌先に食べ物を当てて」というのは非常に具体的。胃にものが入っていくのを感じるというのはやや具体性に欠ける(より感覚的)気もしますが、お金もかからないしやってみて損はない。
 
ダイエット本とはアプローチの違う本だったので(実際にやることも非常にユニーク)、面白いと感じました。
 
習慣にするにはちょっと面倒だな、、、と思わなくもないですが。
 
次の食事の時に実際にやってみようと思います。