健康読書

健康のために役立つ読書の感想記録

「糖質制限革命」読んだ感想まとめます。

江部康二さんの「糖質制限革命」を読んだので感想をまとめておきます。

表紙のインパク

この本を読もうと思ったのは個人的に糖質制限に興味があったから。ダイエット目的、というのではなくどちらかというと健康な身体を維持しておきたいからです。
 
最初に本屋で目にしたときはタイトル・謳い文句などにあまり良い印象を受けませんでした。平たく言うと「大袈裟だな……」という感じ。内容をチェックしてみます。

糖質制限が経済効果に?

糖質制限の流れはますます社会に浸透していく、、と書かれており、また「糖質制限が300億円以上の経済効果を産んできた」とも。糖質制限というと、パン・スイーツの売れ行きが落ちそうですが。糖質制限本とかが売れたのかな?あるいは代用食。何がその経済効果をもたらしたのか、そのページには詳しくは書いてありませんでした。とりあえず、糖質制限は社会に影響を与えているらしい。
 
→後述のページから、どうやら「医療費の削減などが関連していると分かりました。 糖質制限は多くの生活習慣病の予防・防止につながっているようです。

正直、社会的なことはどうでもいい

前半はおもに「糖質制限は社会にこんな影響を与えてるぞ!これからますます与えていくぞ!」みたいなことが書かれていましたが、正直僕個人としてはどうでもいい情報でした。この本が悪いというわけではなく。単純にあまり興味が持てない。。。(興味を持って読める方も多くおられると思います。)
 
糖質制限の実践」。どのように糖質制限を生活に組み込むのが良いのか、という参考にしたい。それがこの本を読む動機の中心だということを、読みながら感じました。

具体的な糖質制限の実践

著者は三つの糖質制限方法をあげています。度合いの強いものから
  1. スーパー糖質制限
  2. スタンダード糖質制限
  3. プチ糖質制限
 
特に勧めているのは著者自身も重数年実践している「スーパー糖質制限」。
1日3食、すべての食事で糖質を控え、主食を取らないというものです。

糖質制限が身体に害だという情報

糖質制限を良くないとする流れもありますが(栄養不足・エネルギー不足になる)、この本ではその点についても多くページが割かれています。
 
僕はもともと糖質制限には消極的でしたが(上記の理由から)、この本とは別の糖質制限の本を読んだ際にその考えがなくなりました。
 
糖質制限が身体に負担をかけない(むしろ健康に寄与する)理由は以下の4つ。

糖質制限は体に悪い?」を払拭する4つの理由

  • 糖質は身体に必須のエネルギー源ではない。
  • 「脂質・タンパク質」などが十分身体のエネルギー源になる。
  • 糖質制限はカロリー制限とは別物
  • 人間の身体が元々糖質以外のエネルギーで動く作りにできている。(ケトン体)
 
糖質制限が話題になっていても、「身体がフラフラしたり、仕事に影響が出たらいけないし……」と栄養失調や、過度なダイエットをイメージする人が多くいると思います。
 
しかし、「糖質を制限する」ことのリスクよりも「糖質を過剰にとっている」ことのリスクの方が高い、と僕は感じました。
 
食べた後眠くなる、お腹がすくとイライラする、ストレスを感じるとやけ食いしてしまうなどに当てはまる人はおそらく糖質を過剰に摂取している習慣が当たり前になっています。(残念ながら、僕がそうです……)
 
試しに糖質制限をしてみると最初こそ「糖質に対する禁断症状」が出てしまいますが、それを過ぎると今まで以上に活動的な身体・精神が、具体的に言うと「なんだか身体が軽い」「前よりも疲れにくくなった」という自分に気付くことができるのでは??と思います。(と、自分に言い聞かせている(笑))

糖質制限革命の特徴

糖質制限をするメリット(こういった病気の予防になる、実は花粉症の方・アレルギー性鼻炎にも一定の効果があるなど)
 
・社会的に「糖質制限」をすることが常識(それが健康への近道である)になりつつある。社会への影響も大きい
 
ということに多くのページが割かれています。具体的にどのように生活に糖質制限を組み込むか、についてのアイデアは少ない印象。
 
実践的というよりは「糖質制限についての誤解を解く、正しい知識を得る」といったことに役立ちそうな本です。
 
「じゃあ実際に糖質制限に挑戦してみたい!」という人というよりは、そうなる前の段階の人、「糖質制限って本当に身体にいいの?」といった人に役立ちそうな本です。