書評ブログから書評メディアへ。

書評、読書感想。主に自己啓発・健康本など。

「人生が劇的に変わる睡眠法」読んだみた感想を。

著者は白濱龍太郎さん。早速感想を書いていこうと思います。
 
 

睡眠、あまりうまくいってない気が。。。

 
最近、夜遅くまで起きてしまっている……そんな日が続いています。大体夜中の3時・4時頃まで起きて、それから睡眠……
 
部屋が暑くて眠れないということもあり。気になったので読んでみました。
 

「人生が劇的に変わる睡眠法」はどんな本?

 
あるクリニックの元に、睡眠の悩みを抱えた七人の患者がやってくる。患者に対し医師が睡眠に対する正しい認識を伝える、という対話形式で本が進んでいきます。そこまで珍しい構成ではないですね。
 

序盤→とにかく睡眠時間を確保すること。

 
短時間で集中的に眠ることで仕事の能率を維持しようとするビジネスパーソン。しかし医師はいいます。「最低限の睡眠をとれ。量が足りなければ質など関係ない」。理想の時間は6.5時間〜7.5時間。至極一般的な意見だと感じました。
 
少し変わった意見としては午後10時から午前2時の、いわゆる眠りの「ゴールデンタイム」。最近の研究ではこの時間を意識する必要はあまりないと言われているそう。これは僕が最近読んだ別の本でも同じようなことがかかれていたので、常識が変わりつつあるのかもしれません。
 

周りにいない?自称ショートスリーパー

 
僕の周りにも何人か心当たりがいたのですが、「俺、全然寝なくても大丈夫なんで」というタイプ。自称ショートスリーパーです。
 
しかしこの本の医師が言うには「ショートスリーパーはいるが、確率的には0.1パーセントに満たない」「遺伝的なものであり、個人の努力・訓練によってどうにかなることではない」とのこと。短時間睡眠をバッサリ切り捨てます。
 

短時間睡眠の弊害

 
短時間睡眠についての弊害について。アメリカ等の研究結果などを根拠にして、どれだけ睡眠時間を削ることが危険なことかを書き連ねています。
 
例えば睡眠不足により社会的にこれだけの損失がある、寝る間を惜しんで働けば働くほど損をするといったことや、徹夜明けは酒気帯び運転と同じ程度に判断力が落ちているといったことなど。
 
とにかく自分の生活を見直して(主に仕事から帰ってから本当に睡眠時間が確保できないのか考えること。睡眠時間よりも他のことを優先させてないか??このことと向き合うこと(個人的にはあまり向き合いたくない…!)が重要だそうです。確かに、夜遅く起きてるときは大抵ダラダラと娯楽に費やしている、、、
 

不眠に関して。「疲れがとれていない」という誤解。

 
不眠、寝入りが悪いということに悩んでいる人もいるかと思います。僕もそうです。
 
しかし、ここで重要な指摘が。
 
先生は「うまく眠れていないと思っていてもじつは眠れていることが多いこれにも実際にアメリカの大学機関で行われた実験の結果が根拠として示されていました。)というのです。
 
よく眠れなかったなと感じるとき、それは「寝起きが悪い」時ではないでしょうか。起きた際に「なんだか体がだるい」「頭が重く、まだ寝ていたい」などなど。
 
これは「睡眠慣性」という状態。睡眠には約90分周期でレム睡眠とノンレム睡眠が繰り返されます。この話は知っている方も多くいると思うので省きます。そしてノンレム睡眠にはさらに浅い眠りから深い眠りが周期的に繰り返されるそうです。
 
そのノンレム睡眠の非常に深い状態のさいに起きると、頭はぼーっとし正常に物事が判断できず、つまり「すぐには起きられない」ということ。
 
「朝起きてからなんだか頭・体がだるい」というのはむしろ、それだけ深い眠りについていた、という証拠かもしれません。(もちろん、本当に疲れている場合もあるでしょうが……)
 

睡眠は借金返済はできるが、貯金はできない。

 
これは個人的にちょっと勘違いしていました。「土日などで寝溜めしても意味がない」という情報を耳にしたことがあったのですが、これは寝不足の場合だと効果があるようです。
 
ただしそれまでの寝不足は解消できたとしても、「昨日はよく寝たから、今日は徹夜で大丈夫!」とはならないということ。そういった意味で「寝溜め」という概念は存在しない。(未来に対し睡眠時間を貯めることはできず、過去に対する不足分が補われるだけ)
 
また、やはり睡眠のリズムが崩れる(それこそ寝入りが悪くなる)ためあまり土日で多く寝るということは推奨されないとのこと。やはり平日、仕事のある日にきちんと寝れることが重要です……

 

人生が劇的に変わる睡眠法、後半の内容

 
後半は前半に比べより実践的な内容になっていました。前半が「なぜ睡眠は大事なのか」という解説。後半が「ではどうすれば眠りやすくなるのか」ということ。
 
眠る方法に関してはあまり目新しい情報はありませんでした。適度な入浴、入眠のためのルーティーンをつくる、眠る前の食事は避ける、運動をするなどなど。
 
個人的には「枕によっても眠りは左右される」ということが新鮮な知識でした。僕はここ何年か枕無しで眠っていたので、枕を買ったほうがいいかなぁと思いました。枕をせずに眠ると脳がうっ血し、寝起きにぼーっとなりやすくなるそうです。あぁ…>_<
 

まずは「寝れるのに寝ていない」時間を意識することから。

 
最近の睡眠に関する本を見ていると今はどちらかというと「短時間睡眠」に反対の意見を示す本が多く出ている気がします。
 
眠りにつくための方法としては運動・入浴など基本的なことばかり基本的なことでも習慣として続けることが重要ですね。
 
まずは「寝れるのに寝ていない」、つまり夜更かししている時間を意識することが大事です。。。