健康読書

健康のために役立つ読書の感想記録

「下肢静脈瘤が消えていく食事」感想

下肢静脈瘤が消えていく食事」を読んでみたので感想をまとめておこうと思います。

 

仕組みや分類がしっかりしている。

 
まずはじめに読んでみて思ったのは、「下肢静脈瘤に対する説明が豊富だということです。
 
下肢静脈瘤が15歳で43パーセント、30歳では62パーセントなど軽度を含めると意外に多くの人が抱えている病気だということからはじまり、下肢静脈瘤の危険度を図るチェックシート、なぜ下肢静脈瘤ができるかなど、自分で下肢静脈瘤かどうか確認するための情報が多く書かれています。
 
「この一冊で」とはじめにで書かれていた通り、下肢静脈瘤に関する基礎知識が網羅されています。
 

下肢静脈瘤スペシャリスト

 
また著者は1990年代から下肢静脈瘤の治療を始めた「スペシャリスト」なので情報元も信頼することができます。
 

やや専門的?

 
序盤の内容が特にですが、下肢静脈瘤の種類分けや、血管のメカニズムなどがやや専門的であるように感じました。図や写真もあり、理解に苦しむということは少ないと思いますが、レシピページのカラー写真に比べて、こちらは白黒です。そのため、やや「とっつきにくさ」「読みにくさ」を感じるかもしれません。
 
下肢静脈瘤に対する知識は重要ではありますが、この本の重要な点は「レシピ」、食事で改善するという点にあるので、序盤は読み飛ばしても良いかもしれません。
 

下肢静脈瘤に効く栄養

 
2章では下肢静脈瘤にどんな栄養が効くのかが書いてありました。
 
ビタミンB・C・D・Eといったビタミンがそれぞれどうして下肢静脈瘤に効果があるのかなど。
 
またポリフェノール食物繊維DHCなど聞いたことのあるものから、ロズマリン酸、ブロメライン、MMP阻害剤など比較的マイナーな栄養成分まで様々な記載がありました。
 

下肢静脈瘤に効くレシピ

 
レシピページはカラー写真で非常に読みやすくまとまっています。レシピ自体は少し変わったものがいくつかありました。(かぼちゃトーストなどでは)
 
個人的には普段使いにくい材料のレシピもあるかな?(アボカド、ホタテなど)と思いましたが、十分実践できる内容だと思いました。
 
ドリンク(カモミールフルーツティー、ビネガードリンク)やデザート(苺のハーブミルクプリン)もあり、レシピに幅があります。
 
しかしレシピは20のみなので、個人的には少ないかな?とも思いました。
 

下肢静脈瘤のあれこれ

 
後半には下肢静脈瘤に効くあれこれが書かれていました。普段から取り組めそうな弾性ストッキングや体操などもあり、こちらも非常に実践的です。
 
また終盤にはQ&A形式の下肢静脈瘤に関する知識が書かれていました。特に治療法や、有効な手術の知識などは下肢静脈瘤に本気で悩んでいる人にとって役立ちそうな知識でした。
 

気になった点はレシピの少なさ

 
全体を通しての感想として気になったのは「レシピの少なさ」です。20だと毎日1食試したとして1ヶ月も持たないですよね……しかしページの分量の問題もあるし、なかなか入れられないのかなとは思いました。
 

知識の多さ・幅広さ

 
一方、下肢静脈瘤に関する知識が広く、また詳しく記述されているのはいいなと思いました。
 
タイトルにかかれていると通り、下肢静脈瘤に効くような食材についても多く記述があるので、レシピ自体は少なくとも、普段の食事で意識的にそういった食品を取り入れるのが良いと思いました。
 
全体的に読みやすく、下肢静脈瘤について知らないことが多い人は参考になる点が多いかと思います。