健康読書

健康のために役立つ読書の感想記録

頑張らずにスッパリとやめられる喫煙

読んでみたので、感想レビューしていきます。

 

著者の川井治之さんについて

 
はじめにでは著者が禁煙啓発を20年前から行っている専門家であるということが書かれていました。自身の外来だけではなく、フェイスブックツイッターでも禁煙に役立つような情報を発信しているようです。(禁煙センセイの名前で活動されているそうなので気になる方は検索を)
 

タバコは意志ではやめられない

 
タバコは意志ではやめられない……「そんなことない」「自分は絶対にやめられる」という自信満々な人ほど、禁煙に失敗すると著者はいいます。意思よりも禁煙に対する知識と対応策が重要。むしろこれだけ社会的に肩身の狭くなった中で吸い続けられるのはある意味で「意志が強い」ともおっしゃられています。(だからと言って「俺は意志が強いからタバコをやめないんだ」なんて開き直るのはダメですけど笑)
 

禁煙に関するあらゆる手段

 
禁煙に関してこの本にはあらゆう手段が書かれています。
 
リズム運動、代替行動、習慣を変える、開始日の決断、コーピングカードなどなど。どれもすぐに実践できる内容です。
 
しかし一般に認知されている方法もあり、一度または複数回禁煙を実施しようとした方にとっては「またこの方法か」と思う内容もあるかもしれません。ただ、それでも「この本はいいな」と思ったのでレビューしました。
 

この本がいいなと思った理由

 
禁煙に関しての常識は今や多くの方が知っておられることかと思います。しかし中でもこの本がいいなと思ったのは「著者の熱意・知識の広さが伝わってくる」からです。
 
先述した通り、著者は禁煙分野に長く携わってきた方です。そのため、著者の中で多くの考え方が蓄積されています。本書ではそれがよく伝ってくると感じました。
 
禁煙には精神的な面も重要なためあえて「やや強気」「信頼できる医師」という立場を演出しているとも考えられますが、それでも「この本で必ずやめられます」という言葉にはなかなかの説得力があります。「読むだけで」というと少し都合が良すぎる気がしますが、確かに読み進めていくだけで「だからやめれなかったのか」と思う点も多く出てくると思います。
 

実は喫煙者じゃない

 
と、ここまで積極的にレビューをしつつ僕自身は喫煙者じゃありません
生まれて一本も吸ったことがない。ではどうしてこの本を読んでいるのかというと「やめられないものがある」からです。
 

禁煙の正しい知識がノースモーカーにも役立つわけ

 
僕にとってのタバコは「甘いもの」です。やめようと思ってもこれがどうしてもやめられない。スイーツなどもそうですが、砂糖の入った清涼飲料水(特に午後の紅茶やカフェオレ)などなど。誘惑は多くあります。
 
この本で冒頭に書かれていた「意志ではやめられない」というのはまさに、なんにでも当てはまることだと思います。正確には意志も重要なのですが、意志のみで続けることは難しい(不可能に近い)んですよね。どうして依存してしまうか、どうすれば依存心を和らげられるか、その知識が重要です。
 

禁煙したい人はもちろん、やめたいものがある人へ

 
この本は「どうしてやめられないのか」について多くの視点が書かれております。依存は「肉体的・精神的・習慣的な行動」など複数の要因が合わさっているものが多くあります。そのため、「意志だけで」「ニコチンパッチつけとけば大丈夫」など1つの方面での対策は失敗率を上げてしまいます。
 
各方面での対策。どういった依存が発生しているのか。こういったことを体系的に学べるので、そういった点でこの本は「本気で禁煙したい人」、また「タバコは吸っていないがやめたい行動・習慣がある人」に非常にオススメしたい本です。