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書評、読書感想。主に自己啓発・健康本など。

「長生きスイッチ」読んでみた感想

「血液循環の専門医が見つけた押すだけで体じゅうの血がめぐる長生きスイッチ」という非常にタイトルが長い本を読みました笑

 
読んだので内容の要点と、感想、レビューを書き記しておきます。
 
 

長生きスイッチとは?

 
タイトルにもなっている「長生きスイッチ」ですがこれはズバリ表紙に書いてあるツボのことです笑
 
このツボ、名前を「合谷」といいかなり有名なツボと思われます。この本はこの合谷がどうして「長生きスイッチ」と呼べるくらい効果のあるツボなのかというのを、循環系の医師である著者が科学的に説明しようとしています。
 

半信半疑だった著者

 
もともと、ツボや鍼治療の効果を疑っていた著者。しかしある日の当直で急激な歯痛に見舞われます。しかもあいにく鎮痛剤を切らしている。そんな時に藁にもすがる思いで押した「合谷」が著者の考えを180度変えるきっかけになるのです。
 

合谷を押している間だけ痛みが消えた

 
藁にもすがる思いで合谷のツボを押す著者。すると強く感じていた歯痛がすぐに消えたのです。しかし、押すのをやめるとまた戻ってきます。痛みの元を断ち切らなければならないと気づいた著者でしたが、この出来事をきっかけに合谷の効果を知ることになりました。
 

合谷で血圧がその場で下がる

 
合谷の効果は多岐にわたりますが、代表的なものは「降圧効果」つまり高血圧の患者さんに聞くということですね。実際に高血圧の患者さんだと合谷を5分程度押すことで30mmHgほど血圧が下がるそうです。ただしあまり強く押しすぎることや、血圧が低い人にはあまりおすすめできないとか。詳しい解説は本書に譲りますが、そういった細かい注意点もあります。
 

五十肩にも効果覿面

 
また合谷は五十肩にも効果があるとか。しかも一回でその効果が表れる場合もあるそうです。これは数年悩みをか変えた人でも、痛みなく180度あげられるようになった場合もあり、腕が上がらない人は一度合谷を押してみる価値がありそうです。お金もかからずに五十肩が治るかもしれません。
 

肩こりや眼精疲労にも。。

 
また肩こりや頭痛、眼精疲労によるかすみ目や、おまけにうつにも合谷は効果があるといいます。もし1つでも当てはまる人があれば、合谷を押さない手はないですね。
 

合谷を押すとどうなる?

 
合谷を押すと身体の血の巡りが良くなり、体温が上昇します。体温の上昇はレーザー体温温度計などで測定できるほどの変化であり、また体感としては「体がポカポカすると感じる人が多いようです。血の巡りが良くなることで目、肩、頭などに聞くといいますから、やはり血流循環は大事だということが分かります。
 

合谷でなぜ痛みが止まる?

 
合谷やツボについては、当時の著者だけでなく半信半疑の人も多いと思います。(ぼくもそう感じます。)
 
それに対し、著者はあくまで科学的な仮説を立てます。仮説は2つあり、1つは「トリガーポイント理論」、もう1つは「ゲートコントロール理論」です。
 

合谷はなぜ痛みを和らげる?

 
トリガーポイント理論
 
トリガーポイント理論多くの痛みが合谷を出発点としているのでは?という考え方。慢性的な痛みは実際に痛い場所に原因があるのではなく、離れた場所のこり・筋肉の縮みなどが痛みの発生源としてあるとか。そしてその発生源になっているのが、「合谷」なのではないかとするのがトリガーポイント理論です。
 
ゲートコントロール理論
 
対してゲートコントロール理論とは、痛みの信号をコントロールする門(脊髄後角)のようなところに合谷をさする・押すことで、「閉じる」あるいは「狭くする」ように指示を送ることができるという理論です。
 
どちらの理論も本書では「少し専門的になりますが」と前書きがありもう少し詳しく解説されています。気になる方はそちらを見てみてください。
僕は良くわかりませんでした笑
 

合谷の押し方について

 
合谷を押すことに効果があるということは分かりましたが、気になるのはやはりその押し方です。
 
著者によると「合谷の場所はずれていても問題ない」とか。
 
鍼治療の施術者には一ミリのズレを気にする方もいるそうですが、著者はその周辺、500円玉くらいの大きさの範囲を刺激しながら気持ちいいと感じる部分を探していけばオッケーだそうです。
 
大事なのは場所の厳密さよりも、毎日押すことと続けること押す時間の目安は1回片手5分ずつを1日2回。つまり合計で10分ずつ右手と左手の合谷を押せれば理想的だそうです。
 

合谷は押しすぎ注意

 
ただし、押しすぎにも気をつけたほうがいいとか。
 
合谷を押しすぎてそこの部分の皮膚の色が変わってしまったり、内出血を起こしてしまっていればそれはやりすぎ。そこまで強く、また頻繁に押してはいけません。
 
また入浴中・入浴後も禁止これは血流が過剰に良くなってしまうのを防ぐためです。
 
飲酒後・食後も同様に避けましょう。
 
その他、妊婦さん、低血圧の1人、心臓に持病がある人もやってはいけないそうなので、実際に何か症状をもっている方は事前にこのあたりの注意事項をよく読んでおく必要がありそうです。
 

基本的にはかなり役立ちそう

 
効果がある分、注意事項もしっかりとありました。やはり血圧に大きな変化をもたらすということで、合谷の指圧をやって大丈夫かどうか(やってはいけない症状を持っていないかどうか)をよく確認しなければいけません。
 
しかしそれだけ効果も大きいし、簡単・無料で行える行為なので、何か血流で悩んでいることがある人は積極的に取り入れると良いでしょう。