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書評、読書感想。主に自己啓発・健康本など。

「脳卒中で死にたくなければアゴを押しなさい」実際に読んでみた感想です。

「脳卒中」と「顎」?

まるで見たことのない組み合わせです。一体どういう理論なのでしょうか。
 

脳卒中と顎との関係性

しばらく読んでみるとそこまで難しい話ではなかったので、簡単にまとめてみます。
  1. あらゆる全身の病気に「虫歯菌」「歯周病菌」が関わっていることが判明した。(脳卒中の他に、心筋梗塞、認知症、がん、糖尿病など。)
  2. 虫歯菌・歯周病菌が悪さをするのを防ぐには歯磨きよりも「唾液分泌」が効果的
  3. アゴには唾液分泌を促すツボがある。
 
ということでした。アゴにある唾液分泌を促すツボを押し、唾液を分泌させ虫歯・歯周病予防、そして全身の病気を防ぐというわけですね。
(ざっくりとまとめてみましたが、正確な内容は本書で確認してみてください。)
 

アゴのツボとは?

 
アゴにある唾液分泌を促すツボとは、「唾液腺」のこと。口の周りに百以上あり、その代表的な3つを中心的に押すことを勧めています。
 
場所については本書に図が載っていたので、気になる人はそちらを参考に。耳下腺・顎下腺・舌下腺の3つとされていました。
 

アゴ押しはいつやる?

 
いつでもオッケー。数秒でも効果ありだとか。手軽にできますね。
 
食事の前後、ストレスを感じたときなどがオススメのアゴ押しタイミングだそうです。口の中の食事を流したりリラックスできたりと、唾液分泌の恩恵を受けやすいからですね。
 

正しいデンタルケア

 
また後半には「きれいな口内環境」を保つための、正しいデンタルケアについて解説されていました。
 
具体的な方法としては朝晩2回のデンタルフロスデンタルフロスとは糸状の歯間を掃除するものですね。図入りでデンタルフロスの使い方が解説されたページがあり、このページだけでも非常に参考になると感じました。
 

歯ブラシの選び方・歯磨き粉についても

 
歯ブラシや歯磨き粉についても多くページが割かれていました。
 
内容としては
・歯ブラシはシンプルな形のもの選ぶ
・1ヶ月ごとに交換する(細菌まみれになるから)
・オススメは電動音波歯ブラシ。歯の表面を傷めずに済むから
・歯磨き剤は必要ない
 
などなど。それぞれに根拠となる説明がなされていますから、一応不可解な話はないかと思います。
 

全体を通して

 
全体を通してよんで「脳卒中で死にたくなければアゴを押しなさい」の感想をまとめたいと思います。
 
1つはアゴ押しよりもまずは清潔な口内環境を保つ習慣が重要だなと。デンタルフロスを使う、清潔な歯ブラシを使うなどですね。もちろん唾液分泌を促すことも重要だとは思いましたが、アゴ押しよりも個人的には本書で紹介されていた「舌回し」などの方が簡単そうだと思いました。
 
もう1つは「虫歯菌が全身を巡る」について。著者は口内の傷口などから虫歯菌(及び歯周病菌)は血液中に入り、全身で悪さをするとしていましたが、これはどれほど真実味のある話なのでしょうか、、
 
一応、著者は「科学的根拠あり」「国が認めた」としていましたが、読んでみてもはっきりとつかみきれませんでした。僕の理解力や読み込みが足らないだけなのかもしれませんが個人的にはあまり納得出来ませんでした。
 

何はともあれ口は大事

 
何はともあれ「清潔な口内環境」を保つことは重要です。見た目の面もそうですし、口臭や、加齢によって歯が抜けることも懸念としてあります。いつまでも綺麗な歯と口内環境を維持したいですよね。
 
アゴ押しや虫歯菌・歯周病菌と全身の病の話はさて置き、デンタルフロス・歯ブラシの使い方・選び方など、後半特に参考になる部分が多くありました。その部分を読むだけでも、毎日の手入れが変わりそうだなと感じました。