TOEIC&プログラミング独学と書評

TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

「働く女子の女優力」実際に読んでみた感想です。

ぱっと表紙を見たときに「面白い本、見つけた、、」と思いすぐに手に取りました。タイトルは「働く女子の女優力」。帯には
「デスクワークで体が痛いよ……」
という声に対して
5秒間、全身をクレイジーにシェイクしなさい。」
と書かれています。どういうこっちゃ笑
 
というわけで「働く女子の女優力」、内容と感想をまとめていきます。
 

著者は演出家だった。

 
表紙や帯のインパクトに目を奪われ気づきませんでしたが、この本の著者、演出家(つまり本職の演劇関係者)でした。しかもわりと有名な人。ますます内容への期待が高まります。
 

「働く女子の女優力」全体の感想

 
全体の感想は「アホっぽくて愛おしい」です笑
 
仕事で起こりそう・感じそうな出来事(叱られて凹む、仕事で体が疲れる、同僚とのコミュニケーションなど)が書かれていて、それに対し演劇らしい、女優らしい解決法が提案されています。しかしその解決法がちょっと「アホっぽい」真面目な人やシャイな人だと「ちょっと私には……」となるかもしれません。「人から嫌われたくない」に対して自分を敵役だと思いなさい」、「どうすればリーダーになれるのか」に対して「あなたはジャンヌ・ダルク」など、真面目に読もうと考えてもちょっと笑ってしまいます笑
 
でもその回答の中には「確かに一理あるかも」と考えさせられる部分もあり、そのバランスがとても好印象(愛おしい)です。
 

根本にある思想

 
根本にある思想は「別の人物になりきる」ということや自分と違う人格を意識する」ということだと思います。少し中二病っぽさもありますが、これは多くの人が自然に行っていることだと思います。
 
家族に見せる顔、仕事仲間に見せる顔、学生の頃からの親友に見せる顔などなど……それぞれ結構違いませんか?言葉遣い、表情、あるいは服装など。多くの人はコミュニケーションをとる相手、あるいはその場所によって自分の「態度」を「無意識的に」使い分けています。それを「意識的に行なう」というものです。
 

偽物が本物になる

 
最初は違和感しか感じないような「堂々とした態度」「嫌われ役」。しかし、それも続けていくと板につきます。そうして新しい自分、新しいコミュニケーションの術を獲得していく。そういうことを意識的に行なうことで、「自分の人生」をより生きやすくする、より充実させるというのが本書の内容です。
 

合わない人は読まないほうがいいかも

 
こういったことが楽しんでできる人にはかなり役立つ本といえそうですが、「ちょっとバカバカし過ぎる」「恥ずかしくてできない」という人にはあまりお勧めできないかもしれません。
 
何はともあれ「少しふざけながら」「ふーん」くらいな感じで読めると、この本の内容は少なからず役に立つ気がします。僕は学生演劇の経験があるので確かに役者と通ずる考え方があるなぁと思った点が幾つかありました。気になる方はぜひ手に取ってみてください。