健康読書

健康のために役立つ読書の感想記録

「不安神経症・パニック障害が昨日より少し良くなる本」内容レビュー

不安神経症に10年悩まされ、あらゆる治療法・カウンセリングを試した著者が最終的にどうやってその症状から抜け出したかについての本だとのこと。実際に読んでみた感想をまとめていこうと思います。
 

口コミで人気が出たウェブサイト

 
元々この本の内容は著者がウェブサイトにあげたもので、そこから口コミで人気に火がついたもののようです。海外の方の本なので、私たち日本人に当てはまるかどうかという懸念はありますが読んでいきたいと思います。
 

うつ抜けなどを読んでみて……

 
「うつ抜け」やその他、精神的不安に関する最近の本を読んでいると「著者が実体験」を基にして書かれていることが多いです。実体験の方がやはり説得力や、言葉の重みを感じられる気がします。この本もそうですね。
 

なぜ著者は不安神経症になった。

 
著者が元々不安神経症になったきっかけは22歳でドラッグに手を出してしまったから。日本では少ないイメージですが、もしかするとない人の周りにはないある人の周りにはあるという話かもしれません。日本人が精神的に何か悪い状態になってしまうきっかけは「過労」や「人間関係のストレス」、主に「仕事・労働関係」が大きい気がします。特に大人になってからは。著者と共通原因ではありませんが、そういった人にも役立つ内容でしょうか。

 

不安神経症改善のきっかけ

 
著者が不安神経症改善の兆しを見出したのはあるカウンセラーの言葉。それは「良くなろうとする限り良くならない」という言葉でした。著者はその言葉から「即効性」を求めて症状を改善させようとするのをやめ、きちんと自分の状態について「理解しよう」とするところから始めます。そしてその考え方が、不安神経症から回復する上で重要なことだったと著者は言います。
 

即効性について

 
即効性についての話が出てきたときに私は「これが多くの事柄で当てはまることだ」と感じました。(少し不安神経症の話からは外れるので、もし本の内容が気になる方は読み飛ばしてください。)
 
このブログを継続するにあたり「健康」に関する様々な本を読んでいます。そういった類の本には、特に話題のものであればあるほど「即効性」を求められたものだということが手に取るように分かるのです。
 
「〇〇を押すだけ」「一日〇分」「たった〇〇でマイナス〇〇キロ!」などなど。こういった本を書店で見かける心当たりのある人は多いのではないでしょうか。
 
もちろん、それがそれだけ即効性のあるものならばそれでもいいと思います。ただ問題は「最初から即効性を求めてはろくなことにならない」ということです。
 
多くのハウツー本・ビジネス書・自己啓発書などが役に立たないと言われる理由はここにある気がします。とにかく売れる本というのはどれも「即効性」を追い求めた「ショッキング」な内容のものばかりになりがちです。それはそれで本が売れるという単純な経済効果もありますし、悪い面ばかりではないとは思いますが、読む側の私達からすると「結局何も改善されない」なら、最初から買わないし読まないですよね。ただそのことがその本の売り手側というよりはそれくらい僕たちが「即効性」に弱い、惑われされやすいということだと思います。
 
何が言いたいのかというと「即効性を求めてしまう性を一旦脇に置くことで、多くの事柄で今まで以上の結果が出せるんじゃないか?」ということ。これは私自身にとっての戒めという意味合いも強いですが笑
さて、話を戻します。
 

そこからどうなった?

 
不安神経症、自分が置かれた立場を理解することを決意した著者。それからどうなったのでしょうか。
 
著者は症状を「これは脳や体が疲れている状態にあるんだ」というのをきちんと理解した上で、「何もしない」という選択を選びます。
 
治そう治そうと今まで様々な薬・カウンセリングを受けてきた著者とは真逆の行動です。
 
これは「自分の今の状態を受け入れる」「自分の今の状態を許す」という考え方だそうです。不安神経症を悪化させていたのは「どうにかしなくては」という強迫観念や「なぜ良くならないのか」と自己嫌悪に陥る状態だったと言います。
 
(全体の感想など記事の続きは以下です。)
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