どんぐり宣言!!

本の書評などなどなど。。。

「歩行禅」本、実際に読んでみた感想です。

歩くだけで不調が消える歩行禅のすすめというタイトル。まず「歩行禅」というのが中々聞かないワードですが表紙のイラストも少し独特。目立ってました。
 

少しいあやしい?

 
最初は少しいあやしいなと思いながら読み進めていきましたが(比較的宗教に対しての抵抗感はない方だと思っていたのですが。。)、読み進めて行くうちに「これは効果がありそうだと感じられました。
 

歩行禅の内容について

 
歩行禅については帯にも書いてある通り「歩きながら「ありがとう」と「ごめんなさい」と唱えるだけ」というものですが、もう少し詳しく見ていくと、「歩く」ということと「瞑想」を組み合わせたものだということがわかります。
 

著者の修行が凄まじい

 
著者はものすごく厳しい修行を乗り越えて来た人だということが体験からわかりました。
 
「大峰千日回峰行」というのがその修行の1つ、雪で山にはいれない時期を除いて1000日間、九年かけて毎日同じ山を登り続けるというもの。そしてその山の険しさは毎度命を落とす危機のあるものだそうです
 
そういった経験を経て得られた悟りを、歩行禅という形で一般の人にも行えるようにしたとのこと。元々は日本のサミットで企画をお願いされ、そこから「何か一般の人でも行えるアクティビティ」ということで考えたものだそうで、その効果・反響は著者の予想していたものよりも大きかったと言いいます。(主に普段の人間関係が改善された、という声が寄せられたようです)
 

歩行禅の実際の流れ

 
歩行禅を行う時の流れとポイントについてもシンプルにまとめられていました。
 
  1. 懺悔の行(過去に犯した過ち、懺悔したいことなどを洗い出しながら「ごめんなさいと言う)
  2. 感謝の行(感謝したいことなどを考えながらありがとうという)
  3. 坐禅の行(瞑想をし、自分の生き方を客観的に見つめ直す)
 
これを1セットとし毎日行います。3つは同じ時間にまとめてやる必要はなくバラバラで行っても大丈夫。
 

行う時のポイント

 
行う時のポイントは「他の人と喋りながらはやらない」「テキパキと早歩きする」です。それ以外はルールを決めすぎず「毎日続けること」が重要だそうです。
 

より詳しい歩行禅のポイント

 
ここまでを読んで「よしやってみよう」と思う人もいるかもしれませんが、「歩く時の格好」やどんな歩き方をすれば良いのか、坐禅の時の姿勢は?という細かいことが気になられる方もおられるかと思います。そちらについてはぜひ「歩くだけで不調が消える歩行禅のすすめ」を読んで見てください。歩く時の姿勢や、坐禅の時に気が散ってしまう時の対処法などはもちろん「ここまで書くのか」というくらい、細かい点についても書かれています。全てをここに書くと著者に申し訳ない(書評を書くときどこまで内容を書くかはいつも迷います)ので、あくまでここでは「私個人が読んで見た感想」と少し内容について(読んでいる方が自分に役立ちそうかどうかそれを判断できる程度)を書こうと思います。
 

歩行禅の本、個人的な感想

 
一個人の感想としては「非常に実践的」「役に立ちそうな本」だと思いました。人間関係で悩んでいることがある人にはぜひオススメします。どうしても好きになれない人がいたり、職場・家庭などの雰囲気が良くなかったり……自分の態度を変えることで案外あっさりと解決できることも少なくないのかも知れない。そう思わせてくれる本でした。