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書評、読書感想。主に自己啓発・健康本など。

「優位に立ちたい人を軽くかわすコツ」実際に読んでみた感想です。

かわしたい!!そう感じたので読んでみました笑
 

まず敵を知る

 
「まず敵を知ることが重要」ということでしょうか。「優位に立ちたい人」がどういう心理状態にあるのかが書かれています。この部分は少し理論的でやや難しさを感じましたが、ちょっと強引ながらも簡単にまとめるならば優位に立ちたい人は強い劣等感を抱えている」「自分が傷つきたくないから相手を先に傷つける」ということらしい。また優位に立ちたい人の中には「〇〇しなければならない」「こうあらなければならない」という義務感を感じている人が多くいるそうです。
 

優位に立ちたがる人への対処法の第1歩

 
ではそのような「優位に立ちたがる人」に対してどうするか。著者はその初めの一歩として、「自分中心主義」の生き方を進めています。これは自己中心的という、いわば「ワガママ」とも言われる姿勢ではなく、「自分を大切にする」「人から決められたことや社会のルール・規範ではなく、自分で自分の行動を選択する」というもの。
 

我慢するほど争ってしまう

 
社会のルールや規範を守ることはもちろん良いことです。しかしそれを意識し我慢しすぎると私はルールを守っているのになんであの人だけ」「なんで私ばかり損しなくてはならないんだ」という不満がたまります。それによって周りの人を傷つけてしまったり争ってしまうことにつながってしまうと著者は言います。
 
ですから「自分中心」で物事を考える。「相手に引っ張られたり」「かき乱されたり」する必要はない。
相手には「ずるく生きたり」「優位に立とうとして生きたり」そういう自由がある。ただ、「私には関係ない」。私にも相手にも「どのように生きるか」の自由があるということをまず認識することが重要だそうです。
 
相手の態度や怒りなどを気にしすぎず、「自分がどう思うか」「自分がどう感じるか」で行動を選択します。それによって相手が怒ってきても、大事なのは「自分の考え」。これが自分中心主義ということです。
 

相手を変えず自分に注目

 
多くの人間関係を改善しようとするアプローチでは「相手に働きかけよう」とするものが多くありません。中には相手を「操る」ようなやり方をするものも。僕は個人的にはあまりこういった内容のものに共感できません。実際の局面に際した時に大して使い物になる気がしないからです。
 
この本ではあくまで「自分の態度を変えること」、それから「関係性に着目すること」などが勧められています。相手の態度があり、それを受けた自分の態度がありその関係性の中でお互いの態度が調整されるというものです。
 
自分の中に「自分中心」という考え方の軸を作っていきます。それにより「相手の態度によって考え方や感じ方を左右されない」、つまり優位に立とうとする人の圧力に「動じない」(動じないのは強いからではなく、他人の態度が自分の意思決定と関係がないから)状態を作ります。すると自分の態度の変化を受け、相手との関係性が変わり、最終的に相手も別の態度を示すようになる、という流れでした。
 

ややこしい!

ここから「優位に立ちたい人を軽くかわすコツ」の全体を読んでみての感想をまとめたいと思います。
 
まず思ったのが「話のややこしさ」です。なんとなく序盤の方から感じてはいたのですが理論的というか、「ちょっと話がややこしい」。これは著者の説明の仕方の問題なのかその理論自体の問題なのかはわかりませんでしたが、とにかく「ん??」と思う場面が多々ありました。ただきちんと理解すると「おー」という感動に包まれます(笑)
それくらい内容自体はとてもおすすめしたいものだと感じました。
 

合う合わないあるかも

というわけで合う人・合わない人が分かれる本かもなぁと感じました。内容が理解できる人にとってはすごく本質的というか考え方の参考になる部分が多いかと思います。一方文章からの理解力というか、あまり慣れていない人だと「???」といううちに読むのが面倒になるかもしれません。一度中を見てから自分に合うかどうかの判断をした方がよさそうです。