書評ブログから書評メディアへ。

書評、読書感想。主に自己啓発・健康本など。

「なぜあなたの疲れはとれないのか?」実際に読んでみた感想です。

疲れリセットなどの本を出され今非常に話題になっている梶本さんの本です。同じ著者なので、同じ時期に出た本だったらその中で一冊読めばいいかな?と感じましたが、僕はどちらも読むことに笑
 
実際に読んでみた内容の感想についてまとめます。
 

「疲れの取り方」の誤り

 
本書は何に注目している本かというと「誤った疲れの取り方」、もっというならば「リフレッシュ」「気分転換」のやり方によっては疲れがとれない、むしろ余計疲れてしまうということが起こりうるというものです。
 

せっかくの休日が…

 
せっかくの休日なのに逆に疲れてしまった、という経験は多くの方に当てはまることだと思います。
 
また毎日の疲れの取り方も人それぞれ。もしこの本で指摘されているような「誤ったリフレッシュ法」を習慣にしている場合は、それを正すことでより「疲れをリフレッシュ」することができるようになるため、もっと楽に生活できるようになるかもしれません。
 

著者のスタンス

 
著者の本のどれかでも一冊読む、もしくはテレビなどで見るとわかると思いますが、馴染みのない方もおられると思うのでまずこの著者の疲れに対する基本的な考え方を簡単にまとめてみます。
 
著者は「日常的に感じる疲れ」というのが実は体ではなく、主に自律神経にある、としています。
 
つまり仕事から帰ってきたり、運動した後に「あ〜疲れたなぁ」と思うのは神経の部分が疲労しているということなのです。
 

自律神経とは?

 
自律神経とは交感神経・副交感神経などに代表されるように「自分の体を一定の状態に保とうとする働きをする神経」のこと。例えば体温が上がれば汗をかく、下がれば体を震わして体温を上げようとする。これが自律神経の働きによるものです。
 
また何か身に危険が迫った時に心臓が強く鼓動したり、体がこわばったりするのも自律神経の働きによるもの。
 
つまり状況に応じて「体をその状況に対処するような状態」にしてくれているのが自律神経というわけです。そしてこれの働きによって人間は疲れを感じます。
 

二つの神経

 
自律神経は交感神経と副交感神経に分けることができます。何かで耳にしたことがある人も多いかとは思いますが、交感神経が「緊張状態」、副交感神経が「リラックス状態」を司っています。そして交感神経が優位の状態になる「緊張状態」が日常で多ければ多いほど、「疲れを感じやすく」なるというわけです。疲れを感じるというのは、体が長時間ストレスや緊張状態にさらされて「そろそろ体と精神を休めなさい」という合図というわけですね。
 

実際の内容

 
さて説明が長くなり申し訳ありません。では実際の「なぜあなたの疲れはとれないのか?」の内容について。
 
先ほどの説明のように「どのようなことをすると自律神経に負担がかかるのか?」ということが書かれています。ポイントは交感神経が優位になる「緊張状態」。これが増える場面が意外にも「休日や疲れを取りたいときにやりがちなこと」に当てはまることが多いのです。
 

こんな「疲れの取り方」

 
例えば、休日「見知らぬ土地に旅行に行く」こと。これは精神を緊張させ自律神経を疲弊させます。
 
理由は「見知らぬ土地に行くと警戒心が高まる」から。警戒心とまではいかなくても外に対しアンテナを張っている状態になるわけですね。道に迷わないように周りを意識したり、あるいはそこで待ち受ける不安や緊張。自分がもちろん楽しいと感じる内容であったとしても、よくも悪くも「刺激的」なわけです。
 
もちろん旅行の全てがいけないというわけではありませんが、疲れを休めようとすることにアウトドア・なれない土地での行動はあまり向いていないよ、という話でした。
 

仕事中はこまめに席を立つ

 
また仕事中、疲れにくくする方法として「こまめに席を立つ」ということも提案されていました。目安は一時間に一回。
 
なぜ席をこまめに立ったほうがいいのかというと座っている状態は血流が滞りやすく、尿を出さないことは老廃物質を出さないため体に疲労が溜まりやすくなるからだそうです。
 

意外な疲れに関すること

 
他に意外だと感じたのは「柔らかいソファよりも硬いソファのほうが疲れにくい」(沈み込むタイプは不自然な体勢を招き、一部に圧力がかかるから)
 
あるいは「紫外線を避けるには日焼け止めクリームよりもサングラス」「スマホとテレビ、疲れやすいのはスマホ」「熱い湯船は自律神経に負担がかかるため疲れる」 (あすすめはぬるま湯またはシャワー)などなど。
 
あてはまる人も多いのではないでしょうか??
 

その他の「疲れ」に関して

一部だけ紹介しました。結構内容があります。前著を読みましたが席を頻繁に立つところなど同じ内容もありましたが、別の内容も多くあり興味を引く本だと感じました。
 
気になった方がいれば中身を見てみることをおすすめします。