おしりに関する健康本を最近多く見かけます。 本屋で見ていると健康ブームは本当に面白いなぁと思います。 紅葉を見て四季を感じるように、新刊の棚を見て「次はおしりか。 。」と健康ブームを感じる日々です笑
では実際に読んで見た感想を。
最初の一文が笑
前書きの最初の一文を引用します。
おしり専門のトレーナー、松尾タカシです。
すごい始まり方ですね笑ワクワクします。表紙にも「 ヒップアップ・アーティスト」と書かれています。 どういうこっちゃです笑
おしり、使えてますか?
序盤はおしりの筋肉の重要性について、 大臀筋など聞いたことのある筋肉もありましたが梨状筋など、 マニアックなおしりの筋肉が次々と出てきます。
それらの筋肉が凝り固まっていたり、 うまく使えてなかったりするとそれをカバーするために膝・ 腰に圧力がかかり膝痛・腰痛につながると言います。 片脚立ちをするとふらふらする人、 背もたれにもたれかかる椅子の座り方をよくする人は要注意。 他にも様々なチェック項目から「おしりが凝っていないかどうか」 を診断できるようになっています。
また逆に「どの程度おしりが発達しているか、 どの部分が発達しているか」 なども簡単にわかるチェックテストがあり、これによりあひる型・ 洋ナシ型などの分類ごとに自分のおしりの発達の仕方の特徴を知る ことができます。
実際のおしりエクササイズページ
エクササイズは15種類、 30ページ近くに渡りカラー写真付きの( モデルの方が実際にエクササイズしている写真です) エクササイズが書かれています。 割かれているページも多く充実していると感じました。
寝転がって行うもの、椅子に座って行うものが多く、 また見ていただけると分かりますが非常に「負荷」 の低い内容でした。筋肉量の少ない女性、 高齢の方でも実施しやすい内容だと思います。
おしりの筋肉の鍛え方のポイント
著者によると、スクワット・ウォーキング・水泳などでは、 長く歩くのに必要な筋肉は鍛えにくいと言います。 おしりの鍛え方にも「この筋肉を鍛えることが重要」 というものがあり(詳しくは本書に譲りますが、 前に進むために使う筋肉ではなく、 重力に負けずに立つことのできる筋肉)、 その部分からコリをほぐし、 効率よく鍛える必要があるとのことでした。
膝・腰の痛み、背中(猫背)などに不安がある方、 ただし筋肉量があまり多いわけではない方、 負荷量が少なく効率的に足腰を鍛えられるエクササイズを探してい る方には参考になる本です。