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書評、読書感想。主に自己啓発・健康本など。

「疲れがとれて朝シャキーンと起きる方法」実際に読んでみた感想です。

実際に読んでみました。睡眠に関する本はかなり読んできた方だと思います。最近出た本は割と網羅できているかと、、
 

この本の特徴

 
他の睡眠法と比べた時のこの本の特徴は「著者の存在が感じられること」と「巻末のカラー付録」でしょうか。
 

著者の存在が感じられる

 
著者がもともと非常に太っていた(といっては申し訳ないのですが、、自身で言われるのと、他人の僕が言うのとでは感じが違いますね、、)こと、パニック障害を持っていたことなど、、かなり不健康な状態であったところから、母親のちゃんと寝なさいと言う指摘をきっかけにしっかりとした眠り、睡眠習慣を身につけ、健康的な心身(体重も15キロ落ちたそうです)を手に入れたという話がなされています。著者自身の太っていた頃の写真も載っており、これを載せるのはなかなか勇気がいっただろうなぁ、、と他人ながらその身を切る覚悟を讃えたくなりました。
 

情報自体は?

 
睡眠に関する本は正直にいうと「どれも同じようなこと」が書いてあります。非常に申し訳ないのですが、、これが最近の睡眠に関する本を読み漁った、僕の正直な感想です。
 
というのもある有力なところから研究結果が発表されるとそれが多くの研究者に認知され、共有されるからだと思います。著者自身の独自の研究、というのはほとんどありません。しかしお医者さんや、カウンセラーさんなどの場合はそれを生かして睡眠に悩む人に助言してきた、快方に向かわせてきたという経験がありますから、そういった体験談などは参考になることも多いです。
 
面白いなぁと思ったのは巻末のカラーページです。
 

睡眠負債解消プログラム

 
寝ている時間が足りない、質が悪い、、そんな人のために著者、それから睡眠医学博士の白川修一郎さんという方がプログラムを考案されています。この本の目玉と言っていいのかもしれません。
 
内容は本に書いてあることを朝・昼・晩、実践しやすいようにまとめられていたり、それぞれの時間帯に注意したいポイントをピックアップして書かれています。また体験者の方の睡眠の質が向上した話なども。カラーである意味はよくわかりません笑
 

プログラムの内容は?

 
基本な内容が多く書かれています。しかしこういった基本的なことを意識するのとしないのとでは睡眠の質に大きく差が出る、ということかもしれません。
 
結局、何か奇抜な健康法・食事法なんかより、日々の生活の中でできるちょっとしたこと、やってしまいがちだけどあまり良くない習慣(寝溜め、布団に入った後のスマホなど)などを一つ一つチェックしていく、ということが重要なんだなぁと思うような、そんなプログラムでした。
 

全体を通して

全体を通して決して中身のない本だという印象はうけませんでした。ただ最初の方にも書いた通り、睡眠に関する知識については最近の本はどれも同じようなことが書いてあります。。。それだけ、基礎的な知識ということではありますが、それ以外に関してのプラスアルファで差が出るのかなぁと。結構重要なのが「読みやすさ」だったり「取り入れやすさ」だったりする気が。この本は割と読みやすい、というか全体に流れがあるという感じがしました。必要なところをかいつまんでというよりは順を追って読んでいくと内容がつかみやすい感じの本。巻末の睡眠に関する習慣的なプログラムは続けられる人とそうでない人分かれそうです。。。基本的なことって案外難しいですよね。書店等で購入を検討される場合は前書き(一番最初に書いてある部分ではなく、著者の体験談が書いてあるページ)とそれからこの巻末のプログラムが実践できそうかどうかを読んでみて決めるとよいと思います。参考になれば。