どんぐり宣言!!

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「明るい失敗」実際に読んでみた感想です。【副題:身近な悩みや、ちょっとした躓きからの脱出法】

明るい失敗 身近な悩みや、ちょっとした躓きからの脱出法
 
実際にあった痴漢冤罪事件をモデルにした「それでもボクはやってない」映画で、そのモデル事件を扱った弁護士が書いた著者として話題。
 
実際に読んでみたので感想を残しておきます。
 
 

それでもボクはやってないのモデル事件を担当した著者

 
著者は痴漢冤罪映画で有名な「それでもボクはやってない」のモデルとなった事件を担当した弁護士の方。なかなか興味を惹く肩書きです。
 

「明るい失敗」はどんな本?

 
どんな本でもそうですが、読む人によって内容の捉え方は変わると思います。それを踏まえた上で僕の観点から、「明るい失敗」の内容を簡単に。
 
僕は「明るい失敗」が
 
「逆境に負けない」「人生のどん底でも力強く生きる」というテーマを「実際にあった話」を多用しつつ語る本
 
だと感じました。
 

明るい失敗の特長

 
著者は本をよく読まれる方だろうなぁと感じました。随所にアドラーの心理学や自己啓発本の傑作と名高いスティーブン・R.コヴィー著「7つの習慣」話などが出てきます。
 
特長としてそういった著名人の逸話・教訓(投獄されたオーヘンリー、破産したカーネルサンダース)それから実際に弁護士としてみてきた人の話(もちろん守秘義務がありますから、細かい部分はぼかされています)などが盛り込まれています。
 
他の自己啓発本よりもそういった色が強い本だと感じました。
 

「明るい失敗」の内容は少し硬い?

 
あとこれは個人的な感想なのですが「少し硬い」というか、著者が「実直な人」なのかなぁという風な印象を受けました。
 
自己啓発本といえば読む人を驚かせるような内容、今までの常識を覆すような話題性を持つものが多い印象です。
 
タイトルやキャッチコピーなども「いかに衝撃的で目に引く内容にするかをまるで競争しているように感じられます笑
 
この本も「あの映画のモデル弁護士!」という惹きはありますが、実際に読んでみるとすごくまっすぐというか、「どん底でも前向きに生きていこう」というわりと平凡(といっては失礼ですが)なものになっていました。
 

どん底にいる人は救われるかも

 
ちょっと僕の見方が捻くれているのかもしれません笑
 
ただ著者の考えていることがまっすぐに提示されている本ですから、読み物としては「良書だな」と感じました。
 
実際に自分が苦境に立たされていたら、感銘を受ける部分も多いかと思います。
 
手近なノウハウや、特に大きな逆境に立たされているわけではない人、今すぐ何か行動を起こしたい、という人にとってはニーズに合わない本となるかもしれません。
 
どの本の良さもやはり「読者」との関係性の中に生まれるものですね。