TOEIC&プログラミング独学と書評

TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

『「絶望」に声を与えよう。』実際に読んだ感想です。

読んでみたので感想を。
 
 
 

詩か宗教か、あるいは。。

 
独特な雰囲気をもつ本でした。
 
「絶望に声を与えよう」というタイトルからして、なかなかに詩的です。
 
頭に流し込むようにざざぁっと目を通して見たのですが、時間をおいてまた読みたい本だなぁと。
 

実際の内容

 
内容について簡単に書いておきます。
 
一番大きなトピックスはやはり「絶望に声を与える」ということ。
 
どういう意味かというと「ネガティブな感情を抑えないということですね。
 
ネガティブな気持ちが沸いた時に、「こんなこと思っちゃいけない」とか「自分は心が汚れている」とか。そういうことを思わなくていい、と著者は言います。
 
ポジティブシンキング、「幸せは明るい見方から生まれる」という考えがあります。
 
この考え方自体は、確かにその通りだと思う面もあります。
 
がしかし。その弊害というのか、「ネガティブな感情」が否定されがち。
 
本書ではそんなネガティブな感情に対し、まずは否定的にならないこと。
 
つまり「ネガティブな感情をネガティブに捉えない」ということを勧めています。
 
嫉妬してもいい。苛立ってもいい。辛かったら泣いてもいい。
 
それらは本来、人間として自然な感情です。
 
それらを無理に抑え込んだり、見ないふりをしては結局どこかで爆発してしまいます。
 
あるいは自分が壊れるなど。
 
まずはその感情を認めること、許すこと。
 
それから余裕が出てきたらその感情を次の行動のモチベーションにしたりすればよい、としています。
 

マインドフルネスに近い

 
マインドフルネスが流行っていますが、その考えとも近いものでした。
 
マインドフルネスは目の前の出来事に集中すること。
 
瞑想では出てくる思考や感情を「認める」「追いかけない」ということが基本にあります。
 
こういった考えとも近いものがありました。
 
マインドフルネスはこの本が非常によかったです。
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kennkoudokusyo.hatenablog.com

全体を通して読んでみて

 
ところどころ宗教的に感じられる部分もあります。(愛、魂などなど)
 
そういった部分が「あまり好きじゃない」と感じる人もいるかとは思いますが、書いてあることは非常に合理的。
 
書き方、表現方法の好みは分かれるとは思いますが、読んで損はない本だと感じました。
 
宗教的な考え方にも抵抗がない人ならなおさら。
 
意外に分量も中身の濃さもある本だとは思いましたが、スラスラ読めました。
 
自分に自信がない。すぐに不安になってしまう。人間的に成長したい。優しい人、考えの違う人を受け入れられる自分になりたい。余裕のある人になりたい。
 
そんな人におすすめの一冊です。