TOEIC&プログラミング独学と書評

TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

【書評】「悪魔とのおしゃべり」何が何だか分からなくなるような本。

実際に読んだので感想を。

 

 

 

Amazonのレビュー、手強い

 

個人的にAmazonのレビューより早く本を読んでレビューしたいという気持ちがあります。どうでもいいっちゃどうでもいいんですけど笑

 

しかしこの本を探すとき、書店でAmazonのページを開いてこの本を探してもらったんですよね。

 

で、ちらっと見てしまったんですがAmazonレビューはすでに9件。

 

いやぁ。。人気の本だなぁと思いました。

 

前著から待望の新刊

 

神様とのおしゃべり」という前著がかなり話題になっていたようです。だからこの本も読者にとっては「待望の」本だったわけですね。

 

神様とのおしゃべりも確か当時書店でバーン!と出されていたので読んだ気がします。

 

ただ最近まで、「夢を叶えるゾウ」の著者と勘違いしていました笑

 

どちらも「自己啓発×エンターテイメント」というイメージだったので。

 

しかし、改めて読んでみると悪魔とのおしゃべりの著者のさとうみつろうさんの本は「スピリチュアル」に分類されるんですね。

自己啓発の棚を探しても「あれ全然ないなぁ、、」となるわけです。

 

前置きはこれくらいにして内容を。

 

 

 

 

ミツロウ節、全開

 

書き味がこの著者らしいもので、前著「神様とのおしゃべり」の感じを思い出させるものでした。

 

少し読むと分かりますが、ひたすらおバカで俗っぽい(お金持ちになりたい!!モテたい!みたいな)主人公の前に真理を説く人があらわれて、、という展開です。前回は神様、今回はなんと「悪魔」です。

 

主な主張

 

主な主張としては「善も悪も存在しない。」「絶対的な価値観は存在しない」というような話。「すべては幻想だ」とする考え方は仏教などにも通ずるものがあるかと。

 

その話を論理的に進めていきます。主人公の「いや悪は悪でしょ!」みたいな当たり前の論理を悪魔が一つ一つ崩していく、という感じです。

 

「悪魔とのおしゃべり」様々な思想

「すべては幻」という考え方で、哲学者の荘子やシュレディンガーの話が出てきます。

 

知っている方もいらっしゃるかとは思いますが、一応書いておきますと。(書かなくてもネットで調べたらすぐに出てくるんですけどね(笑))

 

荘子は「胡蝶の夢」という説話で有名です。悪魔とのおしゃべりでもこの話で説明されます。

 

胡蝶の夢とは、荘子さんが寝て、自分が蝶になった夢から目覚めた時に、「蝶になる夢を見たんだけど、よく考えたら僕自身が本当は蝶なのかもしれないし、あれ夢じゃなくて、今こっちで体感してる人間の方が夢かもなぁ。あれが夢とは言い切れないよなぁ。。。」みたいなこと思いましたという話。

 

「ちょっと何言ってんのあんた!目覚ましなさい!」的な話ですね(笑)

 

あと、シュレディンガーの話も出てきます。「シュレディンガーの猫」で有名な哲学者ですね。この話はすみません、よく説明できません。汗

というわけで気になる方は調べてみてください。(申し訳ない)

 

あとは、「ボブマーリー」や「レゲエ」の話が頻発します。この世界の全ては自分であり、自分が分岐したもの、みたいな話なんですがこちらも難しくてよくわからない、、

 

Amazonのレビューをみると

 

Amazonのレビューを見ると「素晴らしい本だ!」という内容と「話、飛躍しすぎ!」という意見が。

 

あとは「飲酒運転はいけません」という別種のクレームもありました。(著者が大学生時代に飲酒運転したかもしれないというくだりがあるので、その点についてかと思われます。)汗

 

が、それはさておき。

 

たしかに難しい話だなぁ、、と思いました。

 

思想自体は珍しいものではない。

 

読んでいて思ったのですが「この思想、どこかで見たことあるなぁ、、」と。

 

で、僕が一番近いと感じたのは日本のバンド、ラッドウィンプスの「夢番地」という曲。

 

ラッドウィンプスはバンド。前前前世なんかで話題になりましたね。ラッドウィンプスの歌詞は改めて考えると、スピリチュアル的な面が強いです、、

 

この本を読んで、もし「夢番地」を聴いたことがない人がいたらぜひ聴いてみて欲しい!と思いました。この本の内容ともろにかぶってます。

 

あとは鋼の錬金術師なんかでもこの本とかぶる思想が出てきます。「一は全、全は一」という問答です。(ここでは詳しく書きません笑知っている人はは「あぁなるほど、、と思っていただければ。)

 

こう考えるとおそらく「元となる思想」があり、それを様々な人が様々な形で表現しているんだなぁということが分かります。

 

ラッドウィンプスは歌、鋼の錬金術師なら漫画、さとうみつろうさんは「エンタメ小説」でそれを表現されていると。

 

なので、別に言っていることはそこまで特殊じゃないのかなという話ですね。

 

 

 

 

難解

 

ただし難解。この思想が聖書か、禅か、はたまたレゲエ、シュレディンガー、どこから来たものかは(源流がどれかは)よく分かりませんが、とにかく「よくわからない」思想です。

 

全く歯がたたない、というよりは「なるほど、そうだったのか、、いや待て待て!」となる感じ笑

 

分かったようで分からない(それこそ禅問答じみてますが)が読めば読むほど出てきます。

 

悪魔とのおしゃべりの内容をダイジェストで知りたい方

 

ただ、巻末に「卒業論文」という形で(ストーリーの中でこの本の教えを卒業論文にまとめる、という流れがあります)まとめられています。この本での主張はここを読めば一応分かる(理解しきれませんが笑)作りになっています。

 

なので、どんな内容なんだろ?みたいなダイジェストが知りたい方はここを読めば一通りはわかるかと。本文のネタバレみたいなものですね。

 

結局、どう生きる??

 

スピリチュアルでも自己啓発でもどちらでもいいのですが、こう言った本を読むと「じゃあ結局どう生きればいいの?」ということが気になるかと思います。

 

どう生きれば幸せに生きれるのか、あるいは大金持ちになれるのか、、!笑

 

結論としては「全ては勘違い。だから自分の望む方に勘違いせよ!」ということらしい。(僕の理解力が正しければ。。。)

 

ポジティブシンキングなんかで有名な話ですが、水が半分あるコップがあり「まだ半分もある」と捉えるか「もう半分しかない」と捉えるかという話。

 

で、結局どちらも半分ということには変わりありませんが、捉え方は「観測者」である自分次第と。(もっと言うと水が半分、ということ自体も観測者による「勘違い」でしかないらしいのですが、、)

 

で「どちらも勘違い」なら好きなように勘違いしなさい、と。

 

「幸せになりたい!」が不幸せの根源

 

世界は相対的に感じられるようにできている、というようなことを悪魔はいいます。「甘い」と感じられるのは、「甘くないものがあるから」。「黒い」も他の色があってこそ。

 

では「幸せになりたい!」と望むとどうなるか。現実に「幸せじゃない」と感じられるようなものが集まってきます。でなければ「幸せになりたい!」は成立しないからです。幸せを感じるにはまず幸せじゃないものに囲まれなければ、ということですね。だから、すでに幸せな人はこう願うことができません。

 

そしてすべては勘違い。「幸せ・不幸せ」の度合いは結局「観測者」の都合に委ねられているわけです。

 

どんな状況でもぼくたちが「幸せだ」と思うことも「不幸せだ」と思うこともできます。

 

というわけで「幸せになる方法」というのはなく、ただ「幸せだ」と思うか「不幸せだ」と思うか、という勘違いの違いしかないというわけですね。

 

というわけですね、といいながら僕もめちゃくちゃ悩んでます汗

 

「そうそう、、本当にそうなのか??」という気持ちでいっぱいです笑

 

 

 

 

「悪魔とのおしゃべり」結論

 

本当に「悪魔とのおしゃべり」でした。読めば読むほどわからない、分かった気になり、また分からなくなり、、

 

気持ちに余裕が無い人は読まないほうがいいかもしれません。あとは「別に困ってることないなぁ」という人。

 

「なんだか物足りない」「日常に飽き飽きしちゃった」という人にとっては面白い本になるかも。

 

すみません、よく分からない感想で。。。

 

僕個人としてはめちゃくちゃ楽しく読ませて頂きましたので(笑)

 

 

 

 

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