TOEIC&プログラミング独学と書評

TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

【書評】今、仕事で苦しい人へ 仕事の絶望感から、立ち直る方法

実際に読んでみたので感想を。

 

 

 

書いてあることは同じこと

 

なかなかの分厚さの本ですが、「書いてあることはどれも同じ」という印象を受けました。

 

根っこが同じでそれをどのように見せているか、という違いのような。

 

これは別に「手を替え品を替え」というわけではなく、この人には確固たる「考え」があり、そこがブレないなぁという印象です。

 

こういった「信念の強さ」みたいなものが多くの人を惹きつけている理由の一つかもしれません。

 

スピリチュアルではありますが

 

スピリチュアルというか宗教的な面もあります。死後の世界について言及されていたり、輪廻や業などの話とされているのである人によって「これは合わない」と思う人もいるかとは思います。

 

ただ、パワースポットや変な信仰など「自分の努力を放棄する」生き方を戒めていたりもします。

 

要するに「よりよく生きる」ための姿勢を書かれた本とも取れそうです。なので、「宗教的・スピリチュアル的」な部分を外して読むことも十分に可能。そう取って読むと「道徳の教科書」のような内容になります笑

 

「悪いことはしない」「人に親切に生きる」「だらだらしない、ちゃんと働く」「感謝を忘れず人を憎まない」など、日本的な善悪基準に沿った内容だと感じました。

 

マインドフルネス的な考え方も

 

またマインドフルネス的な考え方もその中に多く含まれていました。

 

「今を生きる」という考え方ですね。これは過去のことでいつまでもうじうじ悩んでいたり、未来のことをやたら心配したりというのが結局「不幸につながる」からだと考えられます。

 

この本の著者は「結果よりも過程が大事」とした上で「過程を大事にすれば、きちんと報われるから大丈夫」としています。

 

マインドフルネスではもうすこし「実利主義」(結果を求める)方に傾いているかもしれませんが、概ね似たような姿勢を推奨していました。この本では呼吸の仕方などは出てきませんが笑

 

全体を通して読んで

 

全体を通して読んで「結局入り口なんでもいい」んじゃないかなぁと改めて思いました。

 

スピリチュアルな人が好きな人はスピリチュアル的に「今に集中する」ということの大事さを学んでもいいし、

 

科学を信じる人は「脳科学」という入り口から「人間が未来や過去に思い悩むことはストレスにつながり、また余計な脳の容量を消費してしまう」から「今に集中する」ことが合理的、と考えるなど。

 

どっちでも結果は一緒だなぁと笑

 

・幸せに生きたい

 

・でも時には辛いことや苦しいこともあるからそれを乗り越える論理が欲しい。(人間的な修行、ストレス耐性を身につける、将来の安泰のためなどなど)

 

・心配に思う心を払拭したい

 

ある人はそれをスポーツに求め、ある人はボランティア、ある人は宗教、ある人は科学や数学、、、

 

自分に合ったもので「こうすれば幸せだなぁ」「こうすれば自分も我慢せずに、人にも喜んでもらえるなぁ」というものが見つかればそれでいいのではないかと。

 

そういった意味では「仕事で辛い」という人以外でもこの本は役に立つのでは?と思いました。

 

少しスピリチュアル・宗教色があるので、その点に嫌悪感がなければぜひぜひ。辛いことを乗り越えようと思える、心配に思うのをやめようと思える、そんな一冊でした。