TOEIC&プログラミング独学と書評

TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

【書評】人生、余裕で生きる極意: 今日から「心の達人」になれる本

実際に読んでみたので感想を。

 

 

書道家の双雲先生の本

 

書道家の武田双雲さんの著者です。いくつか出されていますが、久しぶりに新刊の棚でみました。結構前に黄色い表紙の本を読んだことがあり「わかりやすい言葉でなかなかハッとさせられることを書いているな」と思ったのを思い出しました。

 

 

 

今回はどんな内容でしょうか?

 

「楽しむ」ということ。

 

基本的には以前読んだ内容から「武田双雲哲学」は変わっていないように思いました。

 

その特徴的なことが「いつもと変わらない日常を「ちょっとしたコツ」でより楽しいものにする」というような点です。

 

ゲームのように楽しむ、というのも「武田双雲にダマされろ」で見かけた気がします。

 

時間は経っていますが、ここまで考えが変わっていないのはすごいなぁと思いました。一つ、気持ちの中に筋が通っているようで清々しいです。

 

また今回の本は「余裕を持って生きる」ということがテーマになっておりその点に内容がフォーカスされています。ここが今回の本の特徴ですね。

 

武田双雲さんの特徴

 

また「武田双雲にダマされろ」とも共通するポイントですが「非常にわかりやすい」言葉で書かれております。小学生の高学年の子であれば十分に理解できる内容ではないでしょうか。

 

おそらく、「人に教える」ということについて積極であり経験もあることから「わかりやすく伝える」ということが自然に習慣になっているのでは、と感じました。

 

また何か書道家、という特別なオーラのようなものをみなぎらせておらず、「等身大」で接するような文体も非常に親近感が湧きます。このあたりは武田双雲さんの地の人柄の良さから出てきているのかもしれません。

 

内容としては

 

内容としては「日常でできるちょっとした工夫」。物事自体を変えるというよりは「自分の見方を変える」というところに焦点が絞られています。

 

見方を変えることで普段の日常から新鮮味を得たり、よりポジティブな捉え方ができるようになる、そんな工夫です。

 

印象に残った点

 

印象に残ったのは「夜、眠る時のこと」について。僕は個人的に睡眠に興味があり、「どうすればより日中の眠気をなくせるだろう」「パフォーマンスを維持できるだろう」と様々な本を読みました。

 

しかし、この本にはそれらの「睡眠に関する」科学的な本にはあまり書かれていない、武田双雲さんらしい「熟睡法」が書かれていました。これが当たり前のようで、個人的には非常に目から鱗でした。

 

その方法というのが「ベッドを感謝の場にする」ということ。詳しくは本書を読んでもらえればわかるのですが、夜はどうしてもネガティヴな気持ちになりがち。

 

また「眠れない」ことを不安に思っている人ほど、「眠れないことの不安」でますます眠りが妨げられていたり。これを「感謝する」ことで意識を全く別の方向に持っていく、という考えです。

 

確かに言われてみればそうですが、「どうしたら夜眠れるようになる?」と考えると「日中運動しよう」とか「昼寝をあまりしないように」というのが具体的な方策として思い浮かびます。

 

でもよくよく振り返ってみると、眠れない時って大抵「何か考え事」をしているんですよね。だったらこれに直接働きかければいいわけで。当たり前のようで言われてみると「確かにそうだ。。。」と思わされました。

 

「人生、余裕で生きる極意」全体を通しての感想

今を生きるという点で「マインドフルネス」のようなものだったり、「ニュースの断捨離」など、最近の世の中の流れにあうような「シンプルな生き方」的考え方も随所にもりこまれています。

 

全体を読むと「すっと読めるんだけど、ちょっとしたところではっとさせられる」ような本だと感じました。

 

引っかかる部分は人によって違うかとは思うのですが、日常のことに関して書かれた本なので多くの人の「発見」につながるのではないかと。

 

「普段の日常の見方をちょっとずらすことで、全く別の景色が浮かび上がってくる。。。」

 

そんな日常を「だまし絵」だと思わせてくれるような、気づきの種がたくさん盛り込まれているような本でした。個人的にはなかなかの満足感。