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書評、読書感想。主に自己啓発・健康本など。

【書評】自分を休ませる練習  しなやかに生きるためのマインドフルネス

実際に読んで見たので感想を。

 

 

 

マインドフルネスの本ではあるけれど

 

マインドフルネス、ということをテーマにあげてはいますが「生活全般における考え方の本」、という感じがしました。

 

マインドフルネス自体に興味がある、という人にとってはちょっと求めている内容が違うかもしれません。

 

ただし、考え方自体は非常に参考になるものが多いなぁという印象です。

 

日常でできること

 

どのような本かというと「もっと日常に意識を向けてみよう」というような内容の本。こう書くとたしかに「マインドフルネス」的な内容ではあるのですが、それよりも「すこやかに生きる」とか「ちょっと肩の力を抜いて生きる」みたいなニュアンスが近いかなぁと。

 

「自分の思い込み」でガチガチに凝り固まってしまった日常の見方、「忙しい雑事」に振り回されてあたふたと落ち着くことがない気持ち。

 

そんなものに対して「ちょっとこうしてみたらどうですか」「こういうのもいいんじゃないですか」、はたまた「少し休みませんか?」とそんな声をかけてくれるような本だと感じました。

 

医師ならでは

 

自分の健康について意識を向けるという点では、医師ならではの知識もありましたが、基本的には「著者の考え方・生き方」というところに焦点が当てられています。

 

最近、禅僧の方の本を読む機会があったのですが、その本にもちょっと似ているなぁと。

 

マインドフルネスが禅とも関わりの深い分野なので、そういった理由もあるかもしれませんが。

 

「ほどほどに」

 

本文中に「ほどほどに」という言葉や「自分のペースで」というような意味合いの内容が多くみられました。

 

社会において生きていると「人に合わせる」ということが無意識に自分を疲れさせる、そんな瞬間が多くあるからかもしれません。

 

我慢したり、自分の気持ちを一旦棚に上げてなど「自分を見失う」きっかけになるようなこと。

 

こういったことが多いために「マインドフルネス」=今に意識を集中する(立ち戻る)という行為がより一層求められているのかもしれません。

 

SNSについても

 

またSNSやパソコンなどについての記述も。「ほどほどに」距離を取る重要性についてでした。

 

なにかと意識や注意が散漫になりがちな現代の生活。またその中でも「自分の気持ち・体の状態」というのは放って置かれがちです。(仕事優先、付き合い優先などなど、、)

 

そもそも何が重要なのか、立ち止まって考える。自分を大切にする。

 

そんなことを思い出させてくれるような本でした。