TOEIC&プログラミング独学と書評

TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

【書評】世界に「かゆい」がなくなる日

実際に読んでみたので感想を。

 

 

 

かゆいってなんなんだ!

かゆみに関する本。僕は初めてみました(笑)

 

実際に中身を読んでみると「かゆみ」の正体、原因、それに対する治療などなど。。。

 

まさに「かゆい」の知識に関して「かゆいところに手が届く」そんな本でした。うまいっ!(?)

 

分かりやすい説明、しかし慣れない読者にとっては。。。

 

実際に読んでみた時、最初に思ったのは「読みにくいな。。。」ということでした。

 

情報自体はかゆみのプロ(かゆみに関して世界初の発見などもされてきた方)が監修、著者もかゆみに関心を寄せる医師だけあり、万全。

 

また前書きにあるとおり「かゆみに関する専門的な知識を一般の人へ」という目的通り、丁寧なものになっています。

 

ただ!あまりにも「かゆい」ということに関する知識がなさ過ぎてどれも新情報。まるで「数字もしらないところから数学を習っている」ような感覚。

 

また著者は専門用語を使うことに関しても「読みにくければ読み飛ばしてくださいね」という風な前書きをしているのですが、確かにその通りでした!

 

情報に関して「へ~!」と思うことは多々ありつつも、ついていくのになかなかの集中を要しました(笑)

 

しかしここまで「身近な現象」に対して「まるで知識をもっていない」というのも不思議な話ですね。。

 

世界にかゆいがなくなる日の内容

 

実際の内容ですが、多岐にわたっており面白かったです。

 

かゆみというのがそもそもどういった感覚なのか、痛みとはどう違うのか。「かゆみは程度の小さな痛みだ」という主張もあるようですが、最近の実験結果からは「かゆみと痛みは異なる性質の刺激だ」という説が有力のようです。

 

また「かゆい」ということの深刻さについて。最初は僕も「かゆいのってやだよね~。かくと血が出るし」という程度のことから読み始めました。

 

そのため「国際痒み研究会」の存在や、新しい医薬品の研究・開発などが盛ん行われていることに関し「そこまでするの??熱心だなぁ」くらいに思いながら読みました。しかしこれは僕が「かゆい」という感覚の深刻さを知らなかったから。

 

「かゆい」ということに関する経済損失の統計などは正直いまいちピンときませんでしたが、ひどい状態の人が「かゆみ」にどれくらい苦しめられているかということが説明されているページでは「こんなにひどいのか。。。」とちょっと引いてしまいました。

 

何事も程度があるものですが、これは十分に国際的な研究会が開かれていたり、日夜「かゆみ」の真相究明が行われていてもまるで不思議はないなと。

 

それくらい「かゆい」ということで苦しんでいる人がいる、「かゆい」ということは十分に人を苦しめる存在である。普段何気なく「かいている」僕にとっては、ひどく衝撃的でした。。

 

決して手軽に「かゆみ」を止めるハウツー本などではない。

「かゆい」という未だ明らかにされていない面の多い現象に対して、世界・日本での研究がどのくらい進んでいるのかが分かる本です。

 

また最先端の治療法や薬に関する諸事情についても。

 

もちろん「かゆい」ということが一般的には何が原因で起こるのか、それに対して自分たちでできるレベルのことは?ということについても説明はあります。

 

しかし「日常のささいな痒み」に関する「こうすれば治るんじゃね?」的な態度の本ではありませんでした。

 

タイトルから感じる熱い思い

 

タイトルは『世界に「かゆい」がなくなる日』。この名前の通り「かゆい」の正体を完全に解き明かしたい、原因と対策を知り重度の「かゆい」に苦しめられている人を救いたい。

 

そういった思いで日々研究されている人たちがいる、そしてその研究は着実に前へと進んでいる、ということを教えてくれるような、個人的には非常に「熱い思い」のこもった本だと感じました。(著者の方の考えと全く違うかもしれません。これは僕が感じた個人的な感想です。。。!)

 

内容的には「かゆい」に関する知らないことがたくさんある本、「そもそもかゆみって。。。」というところから最新の研究結果までわかる本なので、「かゆい」に興味が沸いた人はぜひ。

 

(実際に痒みに苦しめられている、辛くて辛くて。。。という方は言うまでもなく病院で医師の診察を受けましょう!本当に僕が改めて偉そうに言うことでは全くないのですが。。。汗)

 

世界に「かゆい」がなくなる日。感想は以上です。