TOEIC&プログラミング独学と書評

TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

英会話を独学で。~「何を学べばいいか」を意識する~

英会話を独学で勉強中のサイト管理人が「これ、使える!」と思った考え方&本を紹介していきます(*^-^*)

 

前回の記事では「英会話を独学で学ぶ前段階として、自分の英語レベルを確認する」ということと「自分のレベルの確認ができる・それにあった勉強法が分かる」本を紹介しました。

 

今回は「英会話ができる」という状態を分解して、「結局何をどう学んでいけばいいのか」をはっきりとさせたいと思います。

 

これは例えば「バスケが上手くなる」という状態を「ドリブル・パス・シュート・脚の速さ」などに分解するようなものです。

 

一言で「バスケがうまくなりたい!」だとなんとなく練習をすることになりますが、「今はドリブルでこのくらいだから、さらにここを改善しよう」「シュート精度はこれくらいだから~」と一つ一つ確かめながら練習することで、同じ練習時間・期間であっても、より効率よく練習することができます。

 

英会話においても同様です。

 

これを確認することで

「とにかく英語は聞き流せばいい!」

「自分は英語全然知らないから単語ひたすら覚えなきゃ。。。」

 

というような「方向性の見えない」勉強法を避けることができます。

 

「とりあえずやってみよう!」という考え方だと、最初こそやる気で乗り切れるものの、最初のやる気が途切れてしまった瞬間「あれ、これなにやってるんだろ。。。」と思った瞬間、挫折まっしぐらです。。。!

 

もちろん「効率の良い練習法=楽!すぐにできる!」というわけではありません。

 

  1. 独学した分だけ上達するように
  2. 「忍耐力に任せてひたすら単調な勉強を繰り返す」という苦行的勉強法を避けるために

 

そのために「今自分はどこの能力(技術)を伸ばしている」というのが把握できるようにします。

 

では考えていきましょう!

 

英会話で必要な能力

ではまず、実際に「英会話を使用する」場面を考えてみます。

 

もちろん英語を話す人とのやりとりですね。ここでは「自分の見知った街で海外の人に英語で話かけられ、道を聞かれた」というシチュエーションで考えてみます。

 

まず「ホニャラララ?」ととっさに話しかけられます。

ふりむくと、スマホを片手に何かを探している外国人が。

(私は実際にこのシチュエーションに遭遇したことがあります。その人は留学生のパキスタンの方でした。グーグルマップあるあるかもしれませんが、目的地周辺までは行けるものの、すぐそこの建物が案外分からなかったりしますよね(笑))

 

さてここでまず、「相手が何を言っているのかまるで分からない」という壁が。

「英会話ができる」には英語を聞き取る力=リスニング力が必要です。

 

ではもし「相手の言ったことが聞き取れた・聞き取る力があった」とするとどうなるでしょうか。

 

「相手が○○という観光名所に行きたいと言っている。ここからは徒歩五分、この道をまっすぐ行けばいい。。。」

 

ここで必要になるのは英語を喋る力=スピーキング力ですね。

 

言うまでもなく

 

「相手の言うことが理解できる」(リスニング)

        

「自分の言いたいことを相手に伝えることができる」(スピーキング)

 

の両方ができれば会話は成立します。英会話をマスターした、と言える段階でしょう。

 

「それくらい分かっとるわい!!」という方も多いとは思うのですが(笑)、もうしばらくだけ辛抱してください。

 

さらに「リスニング力」「スピーキング力」を分解して考えていきます。すると「英会話デキナイ。。。」という「一つの大きな壁」が幾つかのはしごを駆使すれば登れるようになっていることを確認できると思います。

 

「相手の言うことが理解できる」を分解すると。

 

まずリスニングの方、「相手の言うことが理解できる」を分解してみます。

 

「英語が聞き取れない」という時、いくつかの原因が考えられます。

 

まずは「速さについていけない」というもの。

 

例えば海外のレストランを訪れた際「Sorr,we have no tables available at the moment.」と店員さんに言われたとします。

 

この時に「えっ、えっ??」となるかとは思うのですが(笑)、実際にこの文章が言葉ではなく英文で、しかもゆっくり読めるとしたらどうでしょうか。

 

ここで「あぁ、今このお店は満席なんだな」ということが理解できれば「英文は理解できるがしゃべる速さについていけていない」ということだと気づけます。

 

必要なのは「英語を理解する瞬発力・速い英語になれること」です。

 

そしてこの「速い英語」というのもさらに分解することができます。

 

日本人が現地の人の英語を耳にして「はやっ!!」と感じる大きな理由は二つ考えられます。

 

一つは「発話上の特徴を体得していない」ということ。これは一文の中でも単語が前の単語にくっついて発音されたり、省略される・ほぼほぼ聞き取れない(発音)されない音があったりする、ということです。

 

または「音自体が区別できていない」という問題も発生するかもしれません。代表的なもので言えば「LとR」の区別。

 

日本語にすると「ラ行」とひとまとまりにされるその差を、判別できないというわけですね。

 

LとRの単語がそれぞれわかるのに、それを取り違えてしまったため、「ラーメンと言われたのをレモンだと勘違いした!」などとなると相手の言うことが理解できなくなります。

 

二つ目の理由は「入ってきた文をそのスピードで処理できない」ということ。

 

しばらく時間をもらって、「えっと。。。?主語がIで動詞がHaveで。。。」とやれば理解できる、という状態です。

 

この場合、「英語を日本語に翻訳する」のではなく「英語を英語のままで意味を理解する」能力が必要になります。そしてその処理スピードを「言われたらそのまま理解できる」まで上げる必要がありますね。

 

ではもし「たとえゆっくり話されたところで、さらに英文にしたものを渡されてじっくりと読んだところで、理解できない!」となった方は?

 

必要なのは「英単語を知っていること」「文法を知っていること」になります。

 

先ほどの一文、

 

Sorry,we have no tables available at the moment.

 

この一文で言うならば「available」という単語の意味がつかめなければ「英単語」の知識が足りないということになります。

 

または「no tables」が「available」という状態である、という関係性が見抜けなければ「文法に関する理解が甘い」ということになります。

 

まとめてみます。

 

「英語を聞き取ることができる」の壁を登るには。。。 

  • 発話上の特徴をつかむ(音の感じ・省略・強弱・イントネーション)
  • 「聞き取れる英文」を「意味」に素早く変換(理解)する速度(日本語には翻訳しない)
  • 英単語をしっていること
  • 文法を理解していること

 

では次に英語を「話す=スピーキング」力の方を分解していきます。

これはリスニング力と同じように考えると非常に楽です。

 

自分の言いたいことを相手に伝えることができる

「自分の言いたいことを相手に伝える。」そのために必要な「スピーキング」力を分解します。

 

まずは「自分の言いたいことを英文に組み立てる。」という作業。

 

必要なのは「英単語」と「文法」ですね。

 

そして英会話は「机に座ってじっくり・ゆっくり文を組み立てる」ものではありません。

 

即座に言える必要があるので、ここでも「処理速度」が重要になります。

 

リスニングの場合

 

「(聞き取った)英文」→「意味」

 

でしたが、スピーキングはその逆。

 

「自分が伝えたい意味」→「(話す)英文」

 

です。

 

では自分が持っている「単語」×「文法」×「処理速度」で瞬時に英文が組み立てられたとします。

 

それで完璧でしょうか?

 

いいえ。

 

「英語を話す」ということは相手に「意味を伝える」ということ。

 

単語・文法的に正しい英文であったとしても「発音」が正しくなければ相手には伝わりません。(多少は汲み取ってもらえるかもしれませんが、ここでも「L」と「R」を混同すれば今度は相手を混乱されることになります。)

 

また「きっちり・くっきり」発音すれば、相手は理解できるでしょうが、会話はスムーズに流れませんし、なんだかへんてこりんな感じになってしまいます。(これも程度にはよると思いますが)

 

というわけでここでも「発話上の特徴」が重要になってきます。つなげる部分、強弱、正しい発音をすれば「より伝わる」だけでなく「スムーズに会話」することができます。

 

  • 発話上の特徴をつかむ。(音の感じ・省略・強弱・イントネーション)
  • 「話したい意味(内容)」を「英文」に変換する速度。(日本語は使わない)
  • 英単語をしっていること
  • 文法を理解していること

 

こう考えると「リスニング」も「スピーキング」も必要な能力は被っている部分が多い、ということが分かります。

 

 

ここまで確認しておけば、「自分が今何を伸ばしているのか」を考えながら独学を進めることができます。

 

そうすれば「文法やっても全然喋れるようにならない!!」といったような状態に陥らずに済むので、気持ちの面でも楽ですし学習効率も良くなりますね(*^-^*)

 

では次に、具体的な勉強方法を紹介していきます。