TOEIC&プログラミング独学と書評

TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

困ったら、「分け方」を変えてみる。【書評・感想】

実際に読んでみたので感想を。

 

 

 

面白がる人から学ぶ

 

分け方マニアによる分け方の本である。たかが分け方、されど分け方……

 

そもそも「分か方」ということに着目したことがあまりないため、出てくる話出てくる話が新鮮。それでいて面白い。

 

面白い、と「分け方」について関心がないどころかそもそも視野に入れてさえいなかった私がそう感じるのは、著者が「分け方」について面白いと感じているからだろう。

 

必ずしも全ての「面白い」が伝染するとは限らないが、その事柄を「面白がれる」人から学んだ方が「面白がれる」素質をおすそ分けしてもらえるのではないか?とそんなことを感じた。

 

数学を学ぶなら数学の「プロ」ではなく、数学を「面白がれる人」、他の学問もしかり。

 

ただし、「こいつが圧倒的に変人なだけで、常人には全くその面白みが理解できん!」となる場合もあるかもしれないが。

 

話はそれたが、この著者の「面白がり方」はかなり凝っており、通して読むとかなり引き込まれるものがあった。

 

そもそも分け方とは

 

一読ではなかなか掴めた感が得られなかった。うまく説明できないと感じるのはもどかしいものの、関心を引かれたので折を見てまた読み返したい。

 

「掴めた感」は十分ではないものの、一読したうえでの感想を以下。

 

「困ったら、『分け方』を変えてみる」の内容

 

日常の多くの問題が「分け方を変える」チャンスを含んでいる。

 

多くの人が「面倒だ」とやることを怠ってしまう、「こっちの方が楽だ」と正しい振る舞いよりルーズなやり方に流れてしまう。そんな時に「やれ!」「マナーを守れ!」と言わずスッと「分け方」を変えるだけで……

 

そんな方法・具体例が多数紹介されていた。

 

電車の座り方、駐車場での車の止め方、はたまた子供部屋の割り振り、お小遣いの分け方等々。

 

身近な空間・資源の分け方に「もう一工夫」の可能性が『無限』、といってはやや大げさだが、そう言いたくもなるくらい、多くの可能性を含んでいるということを思わされた。

 

そしてそもそも「分け方」という基準が見落とされているため、多くの乱雑やそれによるフラストレーションが生まれてしまっているということも……

 

応用性は高そうだが

全体を通して読んでみて「多くのことに応用が利きそうだ」と感じた。しかしその分、「使いこなすハードルの高さ」のようのものも感じる。

 

シンプルながら奥深いというか、ただ「へーこういう考えもあるんだ。おもしろーい」で済ませるには内容が濃いというか。。。

 

数回読み返し、そのうえで「じゃあ実際に身の回りのことにあてはめてみるか」と試行錯誤する。結構楽しめそうなアイデアだ。

 

ただ「はまる・はまらない」という部分はかなりありそう。ある種「物事を斜めにみる」ような方法であり、「そんな七めんどくさいことはせん!」という感想を抱く人も一定数いそう。

 

今注目されている新刊の一つであり多くの本屋で目にすることができると思うので、興味があればパラパラとめくってみることをおすすめする。

 

最初はスッと理解できない部分もあるかもしれないが、興味がある人にとっては「面白がれる」ポイントの多い内容だと思う。