TOEIC&プログラミング独学と書評

TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

【書評】君たちはどう働くか(小暮太一さん新刊)

実際に読んでみたので、書評を。

 

 

タイトルはオマージュ

 

最初、手に取った際「ん……?」と思いました。表紙の「ドラ〇エ」風のRPGの絵もさることながら、引っかかった原因はやはりタイトル。

 

「君たちどう働くか」

 

完全に「君たちはどう生きるか」と同じ語感ですよね笑

 

似せるにしてはかなり寄せてきたな……と感じたのですが、最初に書かれた文章ですぐにその点について言及がありました。

 

著者としては「君たちはどう生きるか」のように長く読み続けられるようなバイブルになれば、との願いを込めてこのタイトルをつけたようです。元々意識されてつけられたタイトルと知り、なぜかホッと一息。

 

「君たちはどう働くか」の著者について

 

著者は様々な職種・仕事をこなしてきた「木暮太一」さん。冒頭では「ビジネス書作家」とも名乗っていますが、「ビジネス書を書く」ということ以外にも武器をいくつも持たれています。

 

僕が少し前に読んだ木暮さんの本は販売関係の本でした。

 

 

こちらの本も非常に「考えられた合理的な視点」で書かれた本で、個人的には何度も読み直したいと思えた一冊でした。この分野に関して興味のある方は、手に取ってそんのない本です。さて。

 

「君たちはどう働くか」は誰におすすめ?

 

タイトルの通り「働き方」に関して。また「君たちは〜」という煽りの通り、「若者」に向けた本となっています。より具体的に言えば

 

新卒数年目で働き方に迷いが出てきた若手社員(1〜3年目)

 

ということになります。

 

ただ、これ以外の人ももちろん参考になる部分はあります。特にこの本の内容が当てはまる、という方が上記のような方になります。

 

「君たちはどう働くか」の内容

 

では内容について。木暮さん独自の「働き方論」について書かれた本です。

 

木暮さん自身は「あらゆる職を転々とする中で、着実に『自分の武器を磨いていった』という方だ」というのがよくわかります。

 

複数の得意分野を作り、それらを掛け合わせることで「自分独自の価値」を作り仕事に生かす、という働き方。

 

これからの働き方が、正社員というよりもよりも、今で言うフリーランスのような働き方をする人が増える(10年、20年先の話ではありますが)ということについての言及も。

 

AIなどの最先端テクノロジーが発達し「今ある仕事の大半が人間の仕事ではなくなる」とも言われている現代。

 

そんな社会でどう働いていくのか。変わっていく時代の中でも「通用する」働き方・その基礎があるとすればなんなのか。

 

「君たちはどう働くか」ではそういった内容が語られています。

 

全体を通しての感想

 

上記のような「次世代の働き方」とも言えるような内容ではありますが、木暮さんの考え方には、若い人が「それ古いなぁ〜〜」と舐めてかかるような、ちょっと「泥臭い」ような視点も紹介されています。

 

「意識高い系」とカテゴライズされる若者が嫌うような、彼らであれば「そんなの非効率」「それは俺の仕事じゃないんで」と言わんばかりの働き方。

 

このような部分はむしろ、木暮さん自身が「これからの働き方のバイブルになるような本を」と考得られた結果なのでは、と思わせるものがありました。

 

「働き方が変わっていく時代の、変わらない働き方」というか。

 

そのようなことを感じました。