どんぐり宣言!!

本の書評などなどなど。。。

【書評】速読ジム

実際に読んだ感想を。

 

 

速読トレーニングのページが多い

 

読んでみてまず思ったのは、速読トレーニング用のページが多い、ということ。また記録を残すシステムがしっかりしているということです。

 

どのトレーニングも10回分ついており、繰り返しやることを前提にしています。また記録表できちんとスコアを書き残していくことが出来るので、そのスコアの伸びをトレーニングのモチベーションに繋がることができます。

 

速読トレーニングの特徴は?

 

紹介されていたトレーニングは5種類。

 

どれも「目の動き」をメインにしたトレーニングというよりは「頭の中で文字を処理する」スピードを上げるためのトレーニングでした。

 

説明部分を読むと納得する部分が多く、非常に信頼できるトレーニングと感じました。

 

後半の体験談

 

最後の部分にはこの本で書かれた手法で速読をトレーニングしている方の体験談が。

 

この体験談ですが非常に具体的に書かれています。もし、この速読法を学ぼうかと悩んでいる人がいるとここを読むと良いかもしれません。

 

他の速読の本だと、トレーニング内容に良いなぁと感じるものがあっても、正直にいうと体験談はわりと参考にならないことが多いです笑

 

というのもメリットばかりが書かれていることが多いから。

 

この本の体験談も、もちろんこの速読トレーニングを行ってどのようなメリットがあったか?ということについても書かれていましたが、それ以外の部分についてもきちんと記述がありました。

 

その人個人が「どういった理由からこの速読法に興味を持ったのか」「トレーニングを行っている際はどうだったのか」など。メリットについて書かれた部分はさておき、この「速読法を学ぶまでの経緯・学んでいる間」について書かれた部分が参考になります。

 

そろばんのようなもの

 

僕は子供の頃にそろばんを習っており三段の資格を持っています。(10級から始まり、10段まであります。3段だと、まぁまぁですね笑)

 

この速読ジムを読んで、この速読法はかなり「そろばん」に近いな、ということを感じました。

 

そろばんの教室で学ぶことって、ものすごく地味です笑

 

一度、数字と玉の動き方の規則を学んでしまえば、あとは「とにかく速くやるだけ」。そのためのトレーニングをひたすらします。

 

何年もやれば、結果瞬時に計算できるようになります。速読もこれと同じなんだなぁと。

 

訓練をし続けて、その中で「速さが伸び悩むこと」もあるし「あぁ今日は集中できないなぁ」ということもある。

 

ただ、同じことをやり続けて気がついたら計算はかなり速くなっていました。

 

でも自分からすると至極当然笑

あんだけやったんだから普通の人と同じ計算スピードなわけないじゃん、という笑

 

ただ、「僕そろばんできます」というのにも差はあるわけで。

 

「そろばんを使って計算できます(使い方が分かります)」というレベルから、「三段です」「十段です」というレベルまで。

 

僕の教室の先生は十段でした。そろばんは決められた計算問題を時間内に解き、その点数が何点以上なら合格、というのが明確に決まっています。

 

「経験が長いから」とか「決められた量の講義を学んだから」とかそういう資格ではありません。完全に「計算スピード」の段階を表したものです。

 

速読も「できる・できない」の話ではなく、「どの程度できるのか」という話なんだな、と。普通の人でも文字を読むことはありますし、そのスピードはどれくらい本を読み慣れているかでだいぶ変わってくることと思います。

 

類書に「速読らくらくエクササイズ」があります。こちらは目のトレーニングも付いていますが、基本的にやることは同じ。どちらがオススメか?というとこれは完全に個人的な意見になりますが、本書の方がオススメでした。体験談がついているという点と、あとはページから受ける印象ですね。早い話が好みの問題です笑