TOEIC&プログラミング独学と書評

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【書評】シナジー人脈術【人脈づくりという落とし穴】

実際に読んでみたので感想を。

 

 

シナジー人脈術~最小限の力で最大限の成果を生み出すたった1つの方法

金川顕教 あさ出版 2018-02-08
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by ヨメレバ

 

アイデアが浮かぶ本

 

全体を通して読んでみたあとにまず感じたのは「やってみたいと思えるアイデアがポンポン浮かぶ本だな」ということ。

 

個人的に「人脈を作る」ということに関してはあまりポジティブな印象を持っていませんでした。

 

というのも「結局は無駄足を踏むことになりそうだ」と感じていたから。

 

「ビジネスにおける人脈作り」というと、この気持ちを抱く人は僕以外にも多いのではないでしょうか。

 

自分が内向的ということもあり、「オフ会や交流会に行っても有益なつながりを作れそうにない」と感じていたり、

 

言い訳のようですが、 Facebookや名刺交換などで生まれる広くて浅い、表面的なつながりに価値を感じるどころか、むしろ疲れてしまっていたり。

 

しかしこの本を読んで、「そもそも人脈ってどうして必要なんだろうか」というところに立ち戻ってみると、案外「無駄のない人脈を築くことってそれほど難しいものじゃないな」と。

 

自分の中で「人脈づくりに関するネガティブな感情」がポジティブな方向へと傾いていることに気付きました。

 

以下、参考になるなと感じた内容いくつか挙げつつ、そのネガティブからポジティブへの気持ちの変化が生まれた理由について書いていきます。

 

そもそもシナジー人脈術とは

 

まずはそもそもこの本のタイトルにもなっている、「シナジー人脈術とは?」というところから。

 

僕の場合、「シナジー」という言葉に対して「耳にしたことはあるけれど、パッと意味を聞かれるとわからない」という状態でした。

 

前書きを読むとすぐにわかるのですが、一般的には「シナジー効果」という言葉で有名ですよね。日本語に訳すなら相乗効果、と言えます。この言葉だとようやく僕の中でもピンとくるものがあります笑

 

つまり、足し算ではなく掛け算。

 

人と人との出会いであれば、「化学反応が起こる」という言葉などでも表現されますね。

 

この話を聞いた時、僕にはいくつもの漫画の登場人物が頭に浮かびました。

 

「バクマン。」における作画サイコーと原作シュージン。

 

「黒子のバスケ」における、主人公・黒子とエースプレイヤー・火神。

 

「のだめカンタービレ」における指揮者・千秋とピアニスト・のだめ。

 

他にもあげるときりがありません。

 

漫画のストーリーの王道パターンの一つが「正反対なキャラとの出会い→実はゴールデンコンビ」というものだからです。

 

まさに「化学反応」。

 

シナジー人脈術は、「ただ沢山の人と知り合う薄っぺらい自己満足な関係」ではなく、「1+1」を2より大きくするための関係性を築くための人脈術、というわけです。

 

実際の内容は?

 

詳しい内容はもちろん本書に譲りますが、僕はこの本を読んで、「悪い例」にことごとくはまってしまっている自分に気づきました。

 

「人脈を築く」という行動をとる時、多くの人はまず「自分の利益」を考えて人と繋がろうとします。

 

自分をより上のステージに引き上げてくれる人

 

自分に有益な情報を与えてくれる人

 

もっと端的にいうならば

 

「儲けたい」

 

ということですね。

 

しかしこの考えが最も自分を「素敵な人」から遠ざけてしまいます。

 

なぜか?

 

人間は似たような人同士で集団を作っている、ということはなんとなく多くの人が感じていることだと思います。

 

学生時代のグループなんかはその最たる例ですよね。

 

では、「自分に甘い蜜を運んできてくれるような人ばかりを求めて」人脈づくりを行ったらどうなるか。

 

 

同じように「自分に甘い蜜を吸わせてくれる人を求めてさまよう人々」ばかりとつながってしまうようになります。

 

著者はこれを「くれくれ君」と言い、バッサリと切り捨てています。

 

そうではなく、まず「与える人になれ」と。

 

そのためには「周りの人を惹きつけるだけのインパクト」が必要になります。

 

ということは?

 

「自分自身が他の人の蜜にならなければだめだ」ということです。

 

有益な情報やスキルや人脈を提供できる。

 

簡単に言えば、あなたが「相手を儲けさせられる」存在であるかどうか。

 

それがダメな場合は最終手段ですね。

 

お金を払うということ

 

お金を払うということ。誰かがふってきた儲け話に「ついお金を出してしまう。。。」というのでは、結果はろくでもないものにしかなりえません。

 

しかしこの著者も「必要な場合はお金を払う」ということに対してはポジティブな姿勢を表していました。

 

何かを得るために何かを支払う、というのはごく自然なことと言えます。

 

もちろん、「自分が必要だと思うことを提供してくれる人に対し、相応の金額を払う」という内容に限りますが。

 

「人脈づくり」という罠

 

この本を読むと、結局「人脈づくり」という意識自体に落とし穴が多く潜んでいることがよく分かりました。

 

なぜならば、その言葉には

 

知り合いを作って、ただ(もしくは格安)で何かを得たい

 

自分にとって使える人材を見つけたい

 

自分のステージを上げたい。

 

という、「自分本位」な気持ちが透けてみえるからです。

 

そうならないためにはまず、「自分が誰かに提供できるものはなにか?」ということを考え、それをあるレベルになるまで磨く必要があります。

 

そのうえで、それを惜しみなく提供する状態を作っておくこと。

 

著者はブログなどを利用し、情報を発信することなども本書で勧めていました。

 

全体を読み通してみて

 

自分の甘さがよく分かる一冊でした。

 

そのうえで、冒頭にも書いた通り「じゃあこうすればいいのかな、ここを直せばいいのかな」というアイデアがいくつか浮かんだので、その分をしっかり行動に移していこうかと思います。

 

この書評ではあまりクローズアップしませんでしたが、前半は「シナジーを生む関係とはどういうものか」「どういう相手と組むのが望ましいのか」などについて書かれています。

 

幾つかの漫画に例えて紹介させてもらったように、「化学反応を生む関係とは?」ということですね。

 

一緒に事業を行いたい、自分の相棒となるような人を見つけたい人にとっては参考になる内容かと。

 

それから後半はどちらかというと「自分の価値を高める」「自分の価値をどのように周りに与えていけばよいか」という方に内容がシフトしていきます。(もちろんそれ以外の内容も書かれていますが)

 

個人的には後半部で参考にしたい部分が多くみつかりました。これは自分がこのようにこのようにブログをやっているから、ということも大きいのだと思います。

 

同じようにブログや何らかのサービスを提供している人は参考になる内容があるのでおすすめです。

 

全体を通しての書評・感想は以上です。

 

この本の著者・金川顕教さんの人脈術については無料で読めます。

 

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