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TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

【書評】運は操れる【黒バス緑間も愛用!?の心理テク(笑)】

メンタリストDaiGoさんの最新刊。実際に読んでみたので書評と感想を。

 

運は操れる (望みどおりの人生を実現する最強の法則)

メンタリストDaiGo マキノ出版 2018-03-02
売り上げランキング : 120
by ヨメレバ

 

運とは

 

この本のタイトルは「運は操れる」。

 

どストレートに怪しげなタイトルですよね笑

 

ただしDaiGoさんは「確率的な運」を対象から外しています。

 

確率的な運とは。

 

代表的なものは「宝くじ」

 

本書で紹介されているのは、イギリスの心理学者リチャード・ワイズマンらが行った心理学実験。

 

「自分は運がいい」と信じる人、「自分はついてない」と信じる人で「宝くじの当選確率は変わるか」を確かめたものです。

 

この実験の結果は「関係なし」

 

理屈で考えれば当然ですが、宝くじは「自分が運がいいと思っているかどうか」では、当たる確率は変わりません笑

 

では本書で言われている「操れる運」とは?

 

人生における運

 

例えば人との出会い。「あの人と出会て、本当に自分は運がいい」。

 

あるいは世間的に言われる成功。なんらかの分野で結果を残すことなど。実験、発明、起業。

 

これらに関する運を、DaiGoさんは「操れる運」としています。

 

この本で紹介されているのは「人生で必要な縁をたぐりよせる方法」とも言えそうです。

 

3つのポイント

 

「人生で必要な運」

 

これをたぐりよせるために必要なこととして、著者は「3つのポイント」を挙げています。

 

  1. 不安に強くなる
  2. 試行回数を増やす
  3. 気づく力を鍛える

 

この言葉から、なんとな〜く「操れる運」という意味がわかってきたかたも多いのではないでしょうか。

 

「人生でチャンスを掴める人になる」ということ。

 

そのために以上の3つが重要になるわけです。

 

「不安に思って、行動できない……」という人は人生に変化を起こせません。

 

それは恋愛に関しても、仕事に関しても同じこと。

 

ここぞ!という時にも踏み出せないから。

 

また「不安に強くなった」としても一度きりの勝負でうまくいくとは限りません。

 

「やり遂げる力」という言葉も話題になりましたが、「何度も何度もトライする」ということも重要です。

 

何千何万と試行錯誤しつづけたエジソン。

 

1勝9敗を自認する、孫正義。

 

結果を残してきた人、チャンスをものにしてきた人の共通点は「試行錯誤」です。

 

これはスポーツ選手だけでなく、起業家だけでなく、婚活に成功した人だけでなく。

 

あらゆる人が勝ち取った「成功」は、その人の積み上げた「失敗」の上に成り立っています。

 

そして最後は「気づく力」

 

何に気づくか?もちろんチャンスに対してです。

 

袖が触れ合っただけの縁をも活かせるかどうか。

 

偶然を「偶然で済ませない」ためのヒントがこの「気づく力」に集約されています。

 

本書ではこの3つを軸に「チャンスをものにする」心理的なテクニックが紹介されています。

 

おまけ 黒子のバスケと確率的な運

 

ここからはおまけ笑

 

この本を読んで僕の頭にパッと思い浮かんだこと、、

 

それは「黒子のバスケ」の緑真慎太郎というキャラクターです。皆さん、ご存知でしょうか。

 

「黒子のバスケ」とは少年ジャンプという漫画週刊誌に掲載された、大人気少年マンガのタイトル。

 

(こんなにきっちり説明する必要はないですかね、、笑)

 

黒子のバスケのキャラクターたちは、「現実的な人間ではできそうでできない」超人的な身体能力を駆使してバスケットボールをプレイします笑

 

その中に、緑真慎太郎というキャラクターがいます。

 

彼が持つ超人的な能力は「コートのどこからでもシュートが入る」という恐ろしいシュート精度笑

 

そして、彼はいつも「朝のテレビの星座占い」で発表された、ラッキーアイテムを手に持っているという変人です。

 

前置きが長くなりましたが、ここからが本書「運を操る」との関連話です。

 

緑間真太郎の実は合理的な願掛け

本書「運は操れる」では上記で説明したような「3つの指針」を活用し、より多くの「運」を呼べる人になることを目指します。

 

この中で様々な心理的効果のあるテクニックが紹介されるのですが。。。

 

それによるとなんと「緑間真太郎の願掛けも、あながち悪くない」ということが分かります(笑)

 

こちらが理論づけられた実験は、ドイツの心理学者ライサン・ダミッシュによる心理実験。

 

心理実験の内容は以下の通り。

 

被験者にゴルフのパターを行ってもらう。

 

その際、ボールを渡す時に「このボールはラッキーなボールだ」もしくは「このボールはみんなが使ったボールだ」と声をかける。

 

結果はどうなるか?

 

結果はなんと、「ラッキーなボールだ」と教えられた方が平均的な成功回数が30%以上高まったというもの。

 

これは「自分は運がいい」という思い込みが自然に強化されると、パフォーマンスに影響が出るということを表しています。

 

スポーツの世界では「ルーティーン」など、パフォーマンス前に毎回同じ行動をとることで自分の集中力を高める方法も一般的です。

 

こういった「自分の気持ちがプレイに影響が出る」タイプの行いでは、確実に「運」を左右することができる、、、

 

つまり「運は操れる」ということが言えます。

 

緑間真太郎がとにかく朝の占いにこだわるのも、彼の神がかったプレーには欠かせないルーティーンだったわけです(笑)

 

全体を通しての感想

 

では話を本題に戻して、「運は操れる」の全体を通しての感想。

 

個人的にはこれまでのDaiGoさんの本の中でも「とても参考になる」内容が多いと感じた一冊でした。

 

理由は以下の通り。

 

  1. 実践的な内容が多い。
  2. 豊富に示される心理実験に説得力がある。
  3. 相談形式の後半も面白い

1、2はこれまで書いた通り。

 

3の相談形式についてですが、本書の終盤に「それぞれの『運』に関する悩みに関して、DaiGoさんが回答していく」という章があります。

 

この部分が本書の内容を「じゃあ実際にどのように生活に取り入れていくか?」という具体例的になっていて、理解が深まります。

 

この点も本書の内容として非常に良いと感じた部分。

 

「確率的な運」にこだわらず「自分のチャンスをつかみたい」あなたへ。

 

ぜひおすすめしたい一冊でした。