TOEIC&プログラミング独学と書評

TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

【目標達成おすすめ本】隠れた名著。この一冊から学んだこと。

実際に読んでみたので書評と・感想を。

 

目標達成

この本は小説形式のビジネス書です。

 

学べることの中心は「目標を達成する」その方法について。

 

目標の立て方や、具体的に何をやっていけばいいのかがが分かります。

 

個人的にはこれまで「目標を達成する」系の本は、それこそ百冊以上は読んでいます。

 

(正確には数えていませんが。。。高校の頃にはその手の本ですでに本棚一冊分埋まっていました。。。)

 

そのため自分の中で「内容に対するハードル」が上がっていることを感じました。

 

これまで読んだことのある本と比べて

 

「また同じようなことが書いている。。。」

「これならあっちの本の方が分かりやすい」

 

といった感想を、どうしても抱いてしまうからです。

 

しかし、この本をしばらく読んでいるとその思いはいともあっさりと、裏切られてしまいます。

 

まず「話自体が面白い」。

 

それから学べる内容に対しても「今まで目標を作る際に、つまづいていたポイントがよく分かる」。

 

読み終えたのちこの本が三部作であることを知り、すぐに続編を読み始めてしまいました(笑)

 

では以下で、

 

  1. この本の内容・特徴
  2. この本から学べること
  3. どういった点が他の目標達成系の本と違うのか

 

をまとめていこうと思います。

 

「ザ・コーチ」内容と特徴

ではまずこの本の内容から。

 

先ほども書いた通り、この本は「小説形式」になっています。

 

あらすじをまとめるとこんな感じ↓

 

ザ・コーチあらすじ

 

主人公は住宅販売会社に勤務するごく一般的なサラリーマン、「家を売る」営業マンだ。

 

名前は星野雅彦。既婚、娘が一人。

 

仕事は順調とは言えない。会社では営業ノルマに関して課長から怒鳴られる。自分の仕事の意義も中々見いだせない。

 

物語は、そんなどこにでもいるような冴えない営業マンが、公園である老紳士と出会うところから始まる。

 

その老紳士の名前は大蔵秀雄。

一代で自身の建設会社を築き成功を収めた一角の人物だ。

 

偶然の出会いをきっかけに、主人公・星野は大蔵から「目標を達成する」極意について学ぶことになる。

 

 

このあらすじからもわかる通り、話自体は「そう珍しいものではない」と言えます。

 

こういった冴えない営業マンが偶然成功者と出会い。。。というパターンは、ビジネス小説の「定番中の定番」。

 

しかし重要なのは「その小説で語られている教え」の部分です。

 

では、この本で学べることについて見ていきましょう。

 

この本から学べること

この本から学べることは「目標を達成する方法論」です。

 

しかし、これを見たときに「え、、、今さら、、?」と思われる方もおられるのではないでしょうか。

 

僕もその一人です(笑)

 

この本を読み始めたとき、タイトルや表紙でなんとなく読み始めたため、あまりそのテーマを意識していませんでした。

 

(もちろん「自己啓発書・ビジネス書」の類であることは認識してはいましたが)

 

そのため「目標達成に関する本ですよ」という話が出てきたとき、正直に言うと少しがっかり。

 

しかし読み進めていくと、新しい発見が幾つも見つかり、「読んだよかった。。。」と感じました。

 

「読む前に自分の目的にあった本を読む」ということも重要なことですが、なんとなく気になった本を手に取るというのも悪くないなぁと(笑)

 

そんなことを思いました。

 

さて、では肝心の「目標達成」に関して。

 

この本からの収穫は以下の通り。

 

「目標とは?」を一から考え直す。

⇒「目標達成」に関して、自分が消極的になっていたことに気づいた。

⇒自分が「目標を達成する」ことに達成感を感じられない(楽しめない)理由が分かった。

⇒自分の「目標達成」に関して、改善の余地多々あり、ということに気づいた。

 

では具体的にどうすれば良いのか?

⇒目標を立てる際は、必ず「目的」とセットにする。

⇒いかに「行動」と「意味」を結びつけるかが鍵。

 そのためには繰り返す必要もある。

 

なぜ「目標」を立てても、結果につながらない(うまく機能させられない)のか。

⇒大半の人は「目標を立てる」ことに関して、「成功体験」よりも「失敗体験」を多く 経験してしまっている。

 そのため「学習性無気力」の状態に陥ってしまっている。

⇒これまでの「目標を立てる」「目標を達成する」のイメージにおいて、妨げになっているものを取り除いていく。自分にとって「機能する目標設定」を行う。

 

 

この本からは以上のような情報を学びました( *´艸`)

 

どういった点が他の目標達成系の本と違うのか 

 

では次に「どういった点が他の目標達成系の本」と違うのか?ということ。

 

これは「この本を読むうえで気を付けておいた方がいい」と感じたことがあったので、そこから説明させて頂きます。

 

それは、「さらっと読み飛ばしてしまうと、『なんかそれっぽいことが書いてあるな』で終わってしまう」ということ。

 

これはどのビジネス書・自己啓発書でもそうだと思いますが、この本は特に注意した方がいいかと。

 

というのも、この本の場合、ところどころに「ここまでの話の要点のまとめ」のような内容が出てきます。(重要なポイントが箇条書きされています。)

 

しかしその部分だけを読むと「あまりしっくりこない」のです。

 

確かに簡潔にまとめてあるので分かりやすいのですが、語の語りの中で「これだ!!」と思った内容が感じられない。。。

 

なぜこのように感じられたのか。

 

それは「考えのプロセスが重要だ」ということにつながってきます。

 

例えば、目標設定において「目標を紙に書く」という方法が登場してきたとします。

 

これは目標設定のノウハウ本では、頻出と言っていいほど出てくる内容ですね(笑)

 

有名な実業家やプロスポーツ選手の話などでも、よく聞く話。

 

しかし重要なのは「目標を紙に書く」というノウハウの部分ではありません。

 

ノウハウよりも重要なこと。

 

それは、

 

「なぜ目標を紙に書くことが、目標設定において重要なのか?

 

という理由の方です。

 

「目標を紙に書くと成功します!」(成功者)

じゃあ目標を紙に書きます!(素直な読者)

(しばらく時間がたつ)

何も変わらないじゃないか!!嘘つきだ!(残念な読者)

 

ただノウハウだけ真似たとしても、このように結果が出なければ「そこで終わり」となってしまいます。

 

しかし「なぜ書くことが有効なのか?」という原因をしっかりと理解していれば、

 

「ただ目標に書くだけじゃなく、『頻繁に見ること』も重要なんだな」

 

「書いた目標を振り返る時には、書いた時の自分の気持ちが分かるような『思い出すきっかけになるもの』と一緒においておこう。

 

そうだ、このお守りと一緒においておけば。。。」

 

など、「きちんと自分で考えてその知識を行動に応用できる」段階に落とし込むことができます。

 

僕自身、ノウハウが書かれた本は大好きです(笑)

 

ただし、それらに書いてあるのは「答え」ではなく「ヒント」。

 

「これだけやれば成功します!」

 

「具体的なステップを真似するだけ!!」

 

と書いてある本は多々あります。

 

しかし、そういった本を数百冊読んだ立場から言わせて下さい。

 

考えるのをやめたら、そこで終わりです(笑)

 

人間は機械ではありません。

 

自分がやっていることに「意味」を感じられなくなったら、そこで行動をやめちゃうんです。

 

しかし「それをやる目的」をはっきり理解していればそうはなりません。

 

それどころか、そのノウハウを「さらにバージョンアップ」することもできるようになります。

 

書いてあるノウハウを実行したら、そこから得られた経験をもとにさらに考える。

 

考えることで改良できる。より自分の状況にあった行動をとることができる。

 

このような流れで、ですね。

 

恥ずかしながら、僕も最近になってようやくこのことに気が付きました。

 

どおりでこれまで数百冊と読んできた本が、イマイチ結果につながらなかったわけです。。。

 

この本では「小説形式」で教えが書かれています。

 

ここには重要な側面が二つあります。

 

1つは「物語として楽しみながら知識を学ぶことができる」ということ。

 

これは言わずもがな。

 

そしてもう一つは「指導者と主人公という二人の対話形式であるため、考えるプロレスがよく分かる」ということです。

 

先ほどの例でいえば、

 

「目標を紙に書こう」

 

 ではなく、

  • 「なぜ目標を紙に書く必要があるのか?」
  • 「頭に思い浮かべるだけじゃダメなのか?」
  • 「目標を紙に書くだけでいいのか?」
  • 「目標を紙に書くことのメリット、そして気を付けるべきデメリットは?」

 

など、「目標を紙に書く」という一つのノウハウに関して、さまざまな「考え」を知ることができます。

 

僕たちはなかなか「自分が納得できること」以外は行動に移そうとしません。

 

怠惰でめんどくさがりや、口癖は「え~でも~」です(笑)

 

だからこそ「本当に必要なことなのか?」「この行為がどうして結果につながるのか?」ということを「徹底的に考えておく」必要があります。

 

「なんかよく分からないし、そんなことやったって意味なくない??」と言い訳する自分の芽を、「考えるプロセス」で摘み取っておく必要があるんです。

 

とにかく「行動しない」自分に、逃げ道を用意しない!!

 

正直、小説形式のものよりも「ノウハウだけ書いてある」方が最近は人気です(笑)

 

読む時間も少なくてすみます。

 

最近のノウハウ本が薄っぺらいと言われているのは「読み手がめんどくさがりつつげた」結果であるともいえるわけです。

 

しかし実はそのような本であれば、ますます「考える」必要が出てきます。

 

短い文でコンパクトにまとめられたノウハウ。

 

その背後にある、「なぜそれが結果につながるのか?」という理由を自分で読み取らないといけなくなります。

 

この部分が考えきれていないから「誰でも簡単にできる」ノウハウでさえ、「ほとんどの人が続かない」わけですね。

 

少しでもうまくいかないことがあれば、そのノウハウが「結果につながる」と納得できず行動をやめてしまうわけです。

 

しかし事前にきちんと「ノウハウを支える、根本の考え」を抑えておけば、納得して行動に移すことができます。

 

長々と話しましたが、「考えるプロセス」の重要性、伝わったでしょうか??

 

この本はそういった意味で「ノウハウを羅列しただけの目標設定本」よりも、行動を習慣にしやすい内容になっています。

 

もちろん、きちんと自分の頭で考える必要がありますよ(笑)

 

主人公と同じように、

 

「この行動にどんな意味が?」

 

と問いかける必要があります。

 

そして、自分の言葉で

 

「これはこうこうこういう理由だから自分が今やっている」ということを説明できるようになれば、そのやり方が新しい自分のやり方として身につくのも時間の問題です。

 

 

詳しい内容についてはぜひ本書を確認してみてください。

 

すでに文庫本が出ているので本屋さんでも手に取りやすいかと思います。

 

「まだどうしてもお金を払う価値があるか疑わしい。。。」という慎重派な方は(笑)、電子書籍版であればAmazonで無料で一冊読めます。

 

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