TOEIC&プログラミング独学と書評

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【書評】実践するドラッカー 行動編

実際に読んでみたので感想を。

 

 

 

この本の大きな特徴は以下の三つ。

 

 

 

 

では早速みていきましょう。

 

1実践ワークシート付き

 

一番の特徴は実践用のワークシートが付いていること。

 

タイトルにある通り「実践するドラッカー」になっています。

 

ワークシートは書かれた問いかけに対して自由に記述を行なっていくタイプのものです。

 

メインは目標設定や時間管理などに関して。

 

各ワークシートに回答例が書かれている、というのも特徴的。

 

読者が「実際に何を書いていいか分からない」という状態にならないよう、配慮してあります。

 

このワークシートページを利用することで、ドラッカーの考える「セルフマネジメント」を実際に自分のレベルに落とし込むことができます。

 

2ドラッカーの言葉の引用と、編著者の解説

 

基本スタイルは「ドラッカーの言葉の引用+編著者・佐藤等の解説」です。

 

これによりドラッカーの「実践に関する部分」の思考をピンポイントで学ぶことができます。

 

解説部分は編著者の解釈がメイン、というよりは「ドラッカーの意図を噛み砕いて説明している」というもの。

 

ドラッカー関連の本では、「ドラッカーの言葉の引用+著者の解説」というパターンが多くみられます。

 

ドラッカーの言葉はたとえ一つの文を抜き出したとしても、それだけで成立してしまうものが多いためでしょう。

 

この本もそのパターンの関連本です。

 

ただし、解説文は非常に「ドラッカーの思考」に徹しています。

 

編著者の「私はこう思う」「こういう経験をした」という独自の解釈はあまりありません。

 

ドラッカーの著作をまだ読んだことがなく、そのオリジナルの思想に触れたいという人には合うと思います。

 

逆に経営者の条件・プロフェッショナルの条件など、ドラッカーの著作をいくつか読んだことのある人にとっては、物足りないかもしれません。

 

3ドラッカーに関するコラム

 

コラムページが多くみられました。

 

ドラッカーの若き日・幼き日のエピソードや、実際にドラッカーの教えを実践する際のコツなどについて。

 

個人的には本編よりもコラム部分を興味深く読ませていただいた感がありました笑

 

それくらい「ちょっと面白い」と感じられる内容をコラムとして配置されていました。

 

全体を通しての感想

 

実践を意識した作りになっている、ドラッカー関連本の一冊。

 

区分としてはドラッカーの著作の翻訳という、完全なる「ドラッカー自身の著作」というわけではありません。

 

ただし編著者・監修者、というふうに書き手が配置されています。

 

「ドラッカーの教え」に忠実、書き手の経験や視点がメインではない、という印象でした。

 

ドラッカーの思考についてもっと知りたい、独自の解釈をしている書き手の文に触れその考えを深めたい。

 

そういうニーズとは少しマッチしないかもしれません。

 

あくまで「ドラッカーの教えを実践する際に必要なことがコンパクトに学べる」という一冊です。