TOEIC&プログラミング独学と書評

TOEICとプログラミング言語を独学しています。実際に読んだおすすめの本の書評なども。

文学の名作に挑戦したいけど二の足を踏んでいる人におすすめの本。

今回のオススメ本は「名作をいじる」。

 

 

 

ではどんな本か見ていきましょう。

 

最初の一ページのみ

 

この本の大きな特徴は日本の名作と呼ばれる小説の「最初の一ページ」に焦点を当てていること。

 

最初の一ページはそのまま文章が載せられており、そこにペンで書き込みがしてある。

 

これがこの本の副題

 

「らくがき式」で読む最初の1ページ

 

の意味です。

 

ではどうして「最初の1ページ」に「らくがき」なのか。

 

最初の1ページが背負うもの

 

著者は最初の1ページが、その物語の重要多くを背負っていると指摘します。

 

実際に著者の解説を見てみると「なるほど」と思わされることばかり。

 

その物語の方向性や雰囲気、そこに込められた「真の意図」など。

 

ただ「あの有名な文豪の代表作」「教養として名前は知っている」という程度の作品が、著者の解説から「そんな話だったのか、、」と目から鱗が落ちる思い。

 

この解説を読んでいると、途中から原作の内容がが気になってそわそわし始めます笑

 

「らくがき」は?

 

らくがきに関しては「思ったことに素直にツッコミを入れる」というもの。

 

こちらは本編の詳しい解説とは少しアンバランス。

 

気軽に感じたことを「あやしい〜〜」とか「じろじろ見てます……」とかそのまま書いています。

 

これを読者にもやってごらんと進めているわけです。

 

名作というと「ただしい読み方がある」とか「崇高な精神性が……」などとちょっと身構えてしまいがち。

 

しかしこれは「普段読み慣れない人」の方がそうなるんだなぁと、この本を読んで感じました。

 

読み慣れている人はもっと気楽に読んでいる。

 

それこそ僕らが漫画やアニメを楽しむみたいに、「ここいい!」とか「おいおい作者、なんでこうなんだよ〜〜」とか自由に感じたままに読んでいるわけです。

 

これを「文学」でも「名作」でもやっていい。

 

むしろ積極的にやっていかなければ、いつまでもこれらの作品との距離を縮めることはできません!

 

どんな名文も読者に読まれなければ、ただの文字の羅列です。

 

僕も本は読む方ですが、文学作品に関しては無意識のうちに身構えてしまっていた部分があったなと、改めて気づかされました。

 

名作の前で二の足を踏んでいる人におすすめの一冊です。