どんぐり宣言!!

本の書評などなどなど。。。

「新世界」(西野・本)より「ホームレス小谷」から学べること。

キングコング西野さんが書かれた「新世界」という本を読みました。

 

本の内容↓

 

kennkoudokusyo.hatenablog.com

 

読後に考えたこと↓

 

kennkoudokusyo.hatenablog.com

 

今回は、この本を読んだとき、「これは自分の活動に応用できるな」と感じた部分があったので、それについて書きます。

 

ホームレス小谷さんの話

 

今回僕がとりあげたいのは、この「新世界」という本の中でも、ホームレス小谷さんの話題です。

 

ホームレス小谷さんとは?

 

「新世界」には詳しく書かれているのですが、まだ読まれていない方もいるかとは思うので簡単に。

 

ホームレス小谷さんとは、元々お笑い芸人をしていた方です。

 

上京したての頃、お金がないために西野さんの家に居候させてもらったところ、家賃を2か月滞納したことがきっかけで追い出され、ホームレス生活が始まります。

 

ホームレス小谷さんに関しては、こちらのブログを書かれている方が非常に詳しく説明されていました。↓

 

totodayo.hatenablog.com

 

さてさて。

 

僕が「ホームレス小谷さん」から学んだこと

 

「新世界」ではホームレス小谷さんが「1日50円で何でもします」という活動を通して、多くの方の信用を獲得し、その信用がクラウドファンディングでの企画などを成功させていく様子が描かれています。

 

この部分を読んで、僕の頭に浮かんだのは、「返報性の原理」や「試食」というイメージでした。

 

人間の返報性

 

返報性の原理、という言葉をご存知でしょうか。

人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。

 (ウィキペディアより引用)

 

ウィキペディアの説明にある通り、返報性の原理とは、何らかの「貸し」に対して、「何か返さなくては」と感じる人間の心理のことです。

 

ホームレス小谷さんが行った「1日50円で何でもします」という活動はまさにこの心理をうまく突いています。

 

「50円」という価格では、本来人を雇うことはできません。例えば、現在の東京都の最低賃金は985円。50円という価格はこの価格の約20分の1にあたります。

 

時給が1000円だとすると、50円の妥当な労働時間は「3分」となります。

 

しかし小谷さんは「自分の1日」を、最低賃金の約3分にあたる価格で売ったわけです。この圧倒的な不均衡によって、「何かお返しをしなきゃな」という心理が50円を支払った側に強く働くわけです。

 

もちろん、小谷さんがそれを意図的にやっていたわけではないと思います。(主な発案者は西野さんだと書いてありましたし。)またたかが50円であったとしても、小谷さんに人としての魅力がなければ、「お返しにご飯くらいは食べさせてあげよう」という気持ちにはならないでしょう。

 

ただ、ビジネスモデルとして非常に理にかなっていますよね。

 

身近な返報性の原理の応用

 

「返報性の原理」を応用したものとして、例えば「試食・試飲」、あるいは「〇か月無料」という動画サービスのお試し期間などがそれにあたります。

 

あるいは、「新世界」の著者である西野さんが自分の絵本を無料公開したというプロモーション戦略も、「返報性の原理」をうまくついた戦略であると言えるでしょう。

 

ここまで考えると「返報性の原理に沿ったプロモーション戦略を考える」というのは、これまでにも多く実例があり、さして目新しいアイデアではないかもしれません。

 

ただ僕が今回この本を読んで気づかされたのは、「不均衡を極端にする」ということです。

 

ここに「ホームレス小谷さん」の成功がある、と僕は考えました。

 

不均衡を極端にする

例えばホームレス小谷さんのアイデアが「1日3000円でなんでもします」だったらどうでしょうか。

 

この価格であったとしても、何でも屋に依頼するような価格からすると破格です。(例えば8時間労働の場合、時給は375円となる。)

 

しかしもし最初にこの値段設定で始めたとするならば、これほど話題になったり人気が集まるということはなかったのではないでしょうか。

 

この50円という破格の値段を提示したからこそ、返報性の原理は強く働き、それによりホームレス小谷さんは大きな話題と信用を集められたのです。

 

今回僕はこの部分を自分のこれからの活動で応用してみたいと感じました。

 

自分のサービスを売るシステム

 

ホームレス小谷さんが利用したのBASEというこちらのサービス。

 

 

最近ではこういった、「自分の得意なこと(スキル)を売る」というプラットフォームが多く用意されています。

 

有名どころで言えば、「ココナラ」や「タイムチケット」など。

 

 

 

 

 

こういった場でスキルを売る場合、ホームレス小谷さんのような、「返報性の原理」が強く働くような価格設定は、うまく作用する可能性があります。

 

ただし、逆に「安すぎてなんか怪しい」と避けられてしまう場合もあるかもしれませんが。。

 

しかし「信用を貯めることができる」という点でも、このようなサイトは理にかなっているんですよね。

 

僕はココナラを何度か利用したことがありますが、こういったサイトでは出品者の過去の取引出の評価が簡単に確認できるようになっています。

 

最初はあえて極端な割安価格で、そこから信用を集めることで活動を大きくする、という方法は、すぐにでも実践できる発想だと考えました。

 

 

 

西野さんがよく本の中に書いている「クラウドファンディング」は、確かに誰でも利用できるサービスではあるのですが、僕にとっては少し挑戦する敷居が高いように感じました。

 

そこで考えた時に「あぁよく利用するココナラでもこのやり方は通用するんじゃないの?」と感じたので、近いうちに何か自分のスキルを出品してみようかなという気持ちも込めて、今回はこんなような記事を書かせていただきました。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!